Excel。ユーザー設定リストを使って、
連続データを入力してみる
ユーザー設定リスト+オートフィル
Excelの企業研修や、仕事とでつかえるExcel講座をはじめとして、講座の序盤にオートフィルハンドルを使って連続コピーを紹介すると、
【おおっ!!】と歓声が上がることがあります。
確かに、日曜日と入力して、[+]のマウスカーソルで、ドラッグすると、あら不思議、
データが連続されて、つまり、月曜日,火曜日,水曜日…と表示されると、
そりゃ~Excel初心者さんなら、びっくりするわけですし、
当然、業務の速度も改善されるわけですから、歓声もあがるのもうなずけます。
ただ、この連続コピーは登録されているので、表示されるわけです。
つまり、登録されていない、星座では、このオートフィルハンドルをつかっての、連続コピーでは、
牡羊座…とできないわけです。
また、次のような表を作成するに当たり、いつも店舗名が登録された順、あるいは、
47都道府県のような北海道から沖縄までの場合、
通常では、頑張って作るたびに入力するしか方法が無いわけです。
そこで、今回ご紹介したのは、ユーザー設定リスト。
このユーザー設定リストに登録すると、色々と便利な機能のアシストになることがありますので、
まずは、ユーザー設定リストへの登録方法をご紹介します。
今回は、このB4~B8まで入力されている新宿本店から高田馬場店をこの順番で、
表示されるようにしたいとします。
では、ファイルタブのオプションをクリックして、
Excelのオプションダイアログボックスを表示しましょう。
Excelのオプションダイアログボックスの詳細設定をクリックして、下の方までスクロールすると、
ユーザー設定リストの編集ボタンが見えてきますので、クリックしましょう。
ユーザー設定リストダイアログボックスが表示されてきますね。
今回は、幸いにも、B4:B9にリストのデータとなるデータがありますので、これが使えますので、
手で入力する必要はありませんので、インポートボタンの左側のボックスをクリックして、
B4:B9を範囲選択しましょう。
$B$4:$B$9と入力されたのを確認して、インポートボタンをクリックしましょう。
ユーザー設定リストに、範囲選択したデータが入力されたのが確認できますね。
あとは、OKボタンをクリックしましょう。
そして、Excelのオプションダイアログボックスに戻ってきますので、
ここもOKボタンをクリックしましょう。
さて、連続コピーをしてリストを作れるのか確認してみましょう。
B11に、新宿本店と入力しましょう。
そして、オートフィルタハンドル(+)をドラッグしてみましょう。
なんと、新宿本店~高田馬場店までが入力されましたね。
このように、いつも入力するような、店舗名とか部署名とか従業員名などなど、
登録しておきますと、簡単に入力することが出来ます。
そして、ユーザー設定リストに登録しておきますと、便利な機能がありますので、
それは、次回ご紹介したいと思います。