10/12/2014

Excel。SUMIF関数を、使いこなしてみよう。


Excel。SUMIF関数を、使いこなしてみよう。

SUMIF関数

データベース関係のところに入る前に、だいたいご紹介することが多い、
SUMIF関数なのですが、少しわかりにくいところがありますので、
今回は、改めて確認してみましょう。

集中講座でも、このSUMIF関数はよく説明するのですが、みなさん同じところで、
悩む姿をみますので、経験のあるなしに関わらず、少し癖があるようです。

また、このSUMIF関数ですが、以前はよく企業研修や職業訓練なのでは、
必ずご説明するぐらい【人気】があった関数ですね。
最近は、【VLOOKUP関数】に押されているようですが…

では、下記のような表があります。

今回は、E17にプリンタの数量合計を算出してみます。
通常のSUM関数ですと、どうしても、選択した範囲を合計してしまいますよね。
まさか、自分で、プリンタの数量を選択していくというのでは、ナンセンスというか、
時間がかかってしまいます。

そこで、条件の付いた合計をする方法。それがSUMIF関数を使用するということになるわけです。
では、E17をクリックして、SUMIF関数のダイアログボックスを表示していきましょう。

以前に、SUMIF関数・SUMIFS関数の両方をご紹介したことがありますが、
SUMIF関数とSUMIFS関数では、算出できる内容が異なりますので、”S”がついてない、
SUMIF関数を間違いなく選択しましょう。

さて、ここで最初に設定してくるのが、範囲なのですが、この範囲が一番のポイントなんですね。

この範囲はいったいどこなのでしょうか?

それは、次のボックスの検索条件が含まれている範囲の事なんですね。

ですので、正確には、条件が含まれている範囲ということになります。

つまり今回の範囲は、
D4:D13になります。

つづいての検索条件ですが、D17のセルにプリンタという文字がありますので、
そのセル番地を使ってもいいでしょう。
ただし、このD17を打ちかえてしまうと算出結果がかわってしまいますので、
できれば、入力したほうが尚可かと思います。

プリンタをプリンターにしただけで、検索できなくなりますので、
当然合計する対象物が無くなりますので、0になってしまいます。

ということで、検索条件には、プリンタと入力しましょう。

最後の、合計範囲は、合計したのが今回は数量ですので、E4:E13を選択します。

範囲には、D4:D13
検索条件は、プリンタ
合計範囲は、E4:E13
それでは、OKボタンをクリックしてみましょう。

26という結果が算出されましたね。このようにすると、
条件にあったものだけを合計することが出来るようになりますので、SUMIF関数。

覚えておくといいでしょう。