Excel。Ctrl+Jで、セル内で日付と曜日を縦2段で表示する方法
ユーザー定義
仕事でExcelをお使いの方から様々なご質問やリクエストがあって、スケジュール管理の表を横で作成するにあたり、日付と曜日を一つのセル内に表示、
しかも、縦に並べてやるにはどうしたらいいですか?
と聞かれることが多いので、今回はそれをご紹介していくことにします。
どういうイメージなのかと言うと、
こういう感じで、一つのセル内で縦2段で、
日付と曜日が表示されているというのをやりたいわけです。
このような表示関係は、表示形式のユーザー定義を使うことによって、
どうにかなりそうかな?と考えられれしめたもの。
あとは、テクニックをプラスすることになります。
では、早速紹介してきましょう。
C10:G10を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
分類がユーザ定義で、種類が、m"月"d"日"となっていますので、
まずは、d"日"だけを残してdの前を削除します。
ここで、ポイントなのですが、2段表示をするために、改行を入れたいわけです。
そこで登場するのが、ショートカットの
Ctrl + J
をd"日"のあとに入力します。種類のボックスが空白になりますが、サンプルは表示されていますよね。
このCtrl+Jを入力すると改行することができます。
このまま続けて、曜日を表示させたいので、
(aaa)
と入力します。これで、OKボタンをクリックしましょう。
あれれ、2段になっていないじゃないか!と思われるでしょうが、もう一つやることがあります。
本来は、まとめて出来るのですが、今回は今どうなっているのかを確認するために、
先ほどセルの書式設定ダイアログボックスのOKボタンをクリックして頂きました。
では、再びC10:G10を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
セルの書式設定ダイアログボックスが表示されたら、今度は配置タブに移動して、
文字の制御の
【折り返して全体を表示する】
にチェックマークを付けます。あとは、OKボタンをクリックすると、日付と曜日が縦2段で表示されるのが確認できましたね。
あとは、中央揃えをすれば、完成します。
このようにCtrl+jというショートカットを使うことによって、セル内で改行することが出来ました。
ちなみに、Ctrl+jの挿入のところで、Alt+Enterでは改行が入りません。
通常のセルならばいいのですが、ユーザー定義ではできませんのであしからず。
このような実践的なことも、
企業研修さんやマンツーマン講習の際にリクエストがあればご紹介しておりますし、
ちょっと今回のテクニック。ご興味があればやってみてはいかがでしょうか?