2/21/2015

Excel。Ctrl+Jで、セル内で日付と曜日を縦2段で表示する方法


Excel。Ctrl+Jで、セル内で日付と曜日を縦2段で表示する方法

ユーザー定義

仕事でExcelをお使いの方から様々なご質問やリクエストがあって、
スケジュール管理の表を横で作成するにあたり、日付と曜日を一つのセル内に表示、
しかも、縦に並べてやるにはどうしたらいいですか?

と聞かれることが多いので、今回はそれをご紹介していくことにします。
どういうイメージなのかと言うと、

こういう感じで、一つのセル内で縦2段で、
日付と曜日が表示されているというのをやりたいわけです。

このような表示関係は、表示形式のユーザー定義を使うことによって、
どうにかなりそうかな?と考えられれしめたもの。

あとは、テクニックをプラスすることになります。

では、早速紹介してきましょう。

C10:G10を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。

分類がユーザ定義で、種類が、m"月"d"日"となっていますので、
まずは、d"日"だけを残してdの前を削除します。

ここで、ポイントなのですが、2段表示をするために、改行を入れたいわけです。
そこで登場するのが、ショートカットの

Ctrl + J

をd"日"のあとに入力します。

種類のボックスが空白になりますが、サンプルは表示されていますよね。
このCtrl+Jを入力すると改行することができます。

このまま続けて、曜日を表示させたいので、

(aaa)

と入力します。

これで、OKボタンをクリックしましょう。
あれれ、2段になっていないじゃないか!と思われるでしょうが、もう一つやることがあります。

本来は、まとめて出来るのですが、今回は今どうなっているのかを確認するために、
先ほどセルの書式設定ダイアログボックスのOKボタンをクリックして頂きました。

では、再びC10:G10を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。

セルの書式設定ダイアログボックスが表示されたら、今度は配置タブに移動して、
文字の制御の

【折り返して全体を表示する】

にチェックマークを付けます。あとは、OKボタンをクリックすると、

日付と曜日が縦2段で表示されるのが確認できましたね。
あとは、中央揃えをすれば、完成します。

このようにCtrl+jというショートカットを使うことによって、セル内で改行することが出来ました。
ちなみに、Ctrl+jの挿入のところで、Alt+Enterでは改行が入りません。

通常のセルならばいいのですが、ユーザー定義ではできませんのであしからず。

このような実践的なことも、
企業研修さんやマンツーマン講習の際にリクエストがあればご紹介しておりますし、
ちょっと今回のテクニック。ご興味があればやってみてはいかがでしょうか?