12/05/2015

Excel。Form。意外と知られていない、フォームで簡単にデータ入力できることをご紹介


Excel。意外と知られていない、フォームで簡単にデータ入力できることをご紹介

<オプションとリボン>


Excelというのは、本当に奥が深いなぁ~と日々思う訳でございますが、
テクニックで飯富が深いのではなくて、コマンド自体が奥の方にあって、
深いなぁ~というもののなかに、結構、Excelの経験値が少ない方に対して、
便利だなぁ~なんて思えるものがありまして、
その一つに、

【フォーム】

っていうのがあるのです。

新人研修などで、よく大量のデータを入力することがあって、
その入力をするのに効率的な方法はありませんか?ということを聞かれることがありまして、
その時には、この【フォーム】を使う方法をご紹介しております。

この【フォーム】というのは、
Accessなどでお馴染みのあのフォームで入力するデータが多い時など非常に便利なのですが、
通常のリボンには設定されていないのです。

確かに少ないデータを入力する際には不要なのかもしれませんが、
Excelの経験値が少ない方が、データをの入力をしますと、
データを入力して横(右)にセル移動をする際に、
データを入力して、Enterキーを押してしまうと、下に移動してしまうので、
Tabキーを押すと横(右)方向に移動することが出来るのですが、
なかなか、Tabキーが縁遠い。

そこで、【フォーム】を紹介しているという訳です。

ということで、リボンにないので、まずは、リボンに登録するところから始めます。

ファイルタブのオプションボタンをクリックしましょう。

すると、オプションダイアログボックスが表示されます。

リボンのユーザー設定をクリックして、コマンドの選択をリボンにないコマンドにします。

その一覧の中から、フォームを探しましょう。
だいたいスクロールバーの真ん中あたりにあります。

続いて、右側に、新しいグループを作成します。
フォームはグループ内に入れる事しか出来ませんので、
まずは、最後尾のタブ名をクリックして、新しいタブボタンをクリックしましょう。

追加しました、新しいタブ(ユーザー設定)をクリックして、名前の変更をクリックしましょう。

名前の変更ダイアログボックスが表示されましたので、追加という名前にします。

OKボタンをクリックします。

続いて、新しいグループ(ユーザー設定)をクリックして、名前の変更をクリックしましょう。

表示名をフォームと入力します。アイコンも設定することも出来ます。
あとはOKボタンをクリックしましょう。

リボンにないコマンド側のフォームを選択して、追加ボタンを押しますと、
先程作りましたフォーム(ユーザー設定)に追加されます。

OKボタンをクリックすると、Excelのオプションダイアログボックスが閉じます。

リボンを確認してみましょう。

リボンに追加タブが追加されていて、
その中に、フォームが追加されていることが確認できますね。

では、下記の表を使ってデータを追加してみましょう。

表の中をクリックしておいて、先程追加しました、フォームボタンをクリックしましょう。

すると、フォームダイアログボックスが表示されます。
なお、このダイアログボックスの名前は、シート名を拾ってきますので、
今回は、フォームを使って入力という名前になっております。

さて、新規ボタンをクリックして、データを追加してみましょう。

データを入力して、最後Enterキーを押すとデータが追加されましたね。

ちなみに、このフォームを使って検索も可能ですよ。

このように、データを入力する際に、フォームを使うと効率的に入力することも出来ますので、
リボンにフォームを追加してみてもいいかもしれませんね。