Excel。日付を数えたい。文字だけを数えたい。だけどどうやったらいいの?
<COUNT関数とCOUNTIF関数+ワイルドカード>
Excelには、数える関数が色々ありますよね。
例えば、
数値を数えるのはCOUNT関数。
空白を数えるのは、COUNTBLANK関数。
条件付きで数える場合には、COUNTIF関数やCOUNTIFS関数という具合ですが、
先日、ご質問があるものがありまして、
その質問とは、
「日付」を数えるにはどうしたらいいでしょうか?
というものと、
「文字だけ」を数えるにはどうやったらいいのですか?
というものでした。
どうやら、このような感じの表があるそうでして。
作業が終了したら、C列の状況欄に、終了日を入力するそうで、
それ以外は「実行中」などの状況が文字入力されている表なのですが、
終了したのは、日付を数えればよくて、終了していないものは、
文字を数えたいというわけなのです。
「日付」を考えてみましょう。
まだ、この日からこの日までと決まっていれば、COUNTIF関数を使ってあげれば、
解決しそうですが、もっと簡単に算出することが出来ます。
それは、COUNT関数です。
では、実際にC11にCOUNT関数を使って算出してみましょう。
COUNT関数は、Σ(オートSUMボタン)の▼から数値を数えるでもOKですね。
C11には、
=COUNT(C3:C9)
これで、算出できました。終了している、つまり日付が入力されているセルは、4アイテムで正解ですね。
COUNT関数って数値を数える関数なのに、「日付」?も数えれてくれるのか?
それは、シリアル値。
そう、Excelでは1を1900/1/1としていますよね。
つまり、日付は、数値を表示形式を使って、日付に変えているだけなのです。
だから、COUNT関数で数えてくれるのです。
COUNT関数は数値を数えますが、日付も数えてくれるのです。
ただし、このC列の状況は、日付と文字なので、COUNT関数で算出できますが、
数値が含まれるようですと、うまくいきませんので、注意が必要ですね。
では、未終了。
「文字だけ」を算出していきましょう。
COUNTA関数を使ってC12に算出してみると、空白でないセルを数えてしまいますので、
文字だけを数えることが出来ません。
では、「文字だけ」を数える関数を使って…といいたいところなのですが、
Excelには、「文字だけ」を数えてくれる関数がないのです。
ということで、全体から減算しましょう。
というのでは、芸がないので、
ここは、COUNTIF関数を使って、「文字だけ」を数えていきましょう。
C12にCOUNIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。
範囲には、C3:C9
検索条件には、”*”
検索条件には、ワイルドカードの*(アスタリスク)を設定してあげます。
*(アスタリスク)は、あらゆる文字列ということになりますので、
文字列だけのセルを数えることが出来ます。
OKボタンをクリックして確認してみましょう。
このように、