1/08/2018

Excel。重複データを確認する方法を改めてやってみよう。Excel2013編【Duplicate data】

Excel。重複データを確認する方法を改めてやってみよう。Excel2013編

<条件付き書式’&IF+COUNTIF関数>

Excelのデータベース機能はアレコレあって、
それをうまく使いたくても、そのデータそのものの精度がイマイチだったりすると、
使えないわけですね。

そこで、よくあるのは、【重複】したデータをどうやって確認すればいいのかを、
今回改めて確認してみましょう。

【条件付き書式で確認】

次のデータがあります。

視覚的に一番簡単に重複の有無を確認することが、
条件付き書式を使うことで簡単に出来ます。

A2:A21を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式をクリックします。

セルの強調表示ルールから、「重複する値」をクリックしましょう。

重複する値ダイアログボックスが表示されますので、
書式を設定して、OKボタンをクリックしましょう。

このように、条件付き書式を使うことで、
視覚的に且つ簡単に重複データを確認することができましたね。

しかし、書式をつけるだけでは、
何件重複しているのか?など確認するには不向きですね。

そこで、IF+COUNTIF関数を使うことで、
B列に重複の有無を表示することが出来るようになります。

【IF+COUNTIF関数で確認】

B2をクリックして、IF関数ダイアログボックスを表示しましょう。

論理式に、COUNTIF関数をネストしますので、
先に、真の場合と偽の場合に入力をしておきます。

真の場合には、"重複"
偽の場合には、””

では、論理式のボックスをクリックして、COUNTIF関数をネストしていきます。

COUNTIF関数ダイアログボックスを表示します。

数式バーを見て、IF関数の中にネストされているのを確認しておきましょう。

範囲には、データの範囲が該当します。

またオートフィルで数式をコピーしますので、
絶対参照を忘れずに設定しておきましょう。よって、範囲は$A$2:$A$21

検索条件には、A2を設定します。
これは、範囲の中に、
A2と同じ値がいくつあるのか?ということをしたいわけですね。

数式自体は完成しておりませんが、まずはOKボタンをクリックします。
数式バーをみると、数式はこのようになっていますね。

=IF(COUNTIF($A$2:$A$21,A2),"重複","")

この数式を一部修正していきます。

COUNTIF関数の結果が1より大きければ、重複ということになりますので、
COUNTIF関数のうしろに、「>1」を追加しますので、
次のように修正していきます。

=IF(COUNTIF($A$2:$A$21,A2)>1,"重複","")

では、オートフィルで数式をコピーしてみましょう。

このように、文字情報として、
こちらも視覚的に重複を確認することが出来ましたね。

条件付き書式での確認もIF+COUNTIF関数での確認も、
どちらも使えるようにしておくといいですよね。

なお、重複を確認しないで最初から、削除する前提でしたら、

データタブの「重複の削除」を使うことで、簡単に削除することが出来ます。