Excel。抽出したデータが表のどこにあるのかわかるようにしたい。
<条件付き書式>
データを抽出する方法は、VLOOKUP関数など様々な方法がありますが、表のどこにデータがあるのか知りたい場合、どうしたらいいのでしょうか?次のような表で説明していきます。
A4:B11に表があります。
A2に顧客コードを入力すると、そのコードに合致する顧客名をA4:B11の表から抽出するシートです。
なので、B2には、VLOOKUP関数が設定されています。
ちなみに、B2の数式は、
=VLOOKUP(A2,$A$5:$B$11,2,FALSE)
A05というのが、A4:B11の表のどこにあるのかを、わかりやすくしたいというのが今回の目的です。
そこで、今回は、条件付き書式を使って、該当するデータの行を塗りつぶすように設定していきます。
A5:B11を範囲選択します。
ホームタブの条件付き書式から「新しいルール」をクリックします。
新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。
ルールの種類を選択してくださいには、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して、ルールの内容を編集してくださいには、「=$A$2=$A5」という数式を設定します。
塗りつぶしを設定しますので、書式ボタンをクリックします。
セルの書式設定ダイアログボックスが表示されます。
今回は、塗りつぶしを行いますので、塗りつぶしタブから任意の色を選択してOKボタンをクリックします。
元のダイアログボックスに戻りますので、OKボタンをクリックします。
このように、該当データを表のどこにあるのか、条件付き書式を使ってセルを塗りつぶすことができました。
条件付き書式で数式を設定すると、色々な表現をすることができますよ。