Excel。横軸の項目が多すぎてわかりにくいので、2か月おきで横軸を表示したい
<折れ線グラフ>
折角グラフ化するのだからわかりやすく、見やすくしたいと思うわけですが、ちょっとしたことを知っている、いないで表現できる、できないが生まれてしまいます。例えば、次のような月ごとの売上表があります。
この表から、マーカー付き折れ線グラフを作ってみます。
作成だけならば、これで終了なのですが、横(項目)軸を見ると、斜めで表示されているのがわかります。これは、グラフの横幅によって自動調整されているので、横書きにするには横幅が足らないので、相当大きくしなければなりません。
横幅を広げられるケースならばいいのですが、PowerPointで使用したら、横幅は取れないことも考えられます。
また、横幅が広がったことによりグラフ全体が間延びした印象を受けます。
そこで、次のグラフのように、横軸をアレンジして、半年ごと、あるいは、2カ月おきに、項目を表示することができれば見やすくなります。
なお、このグラフは、見やすいように、目盛線や横軸の色を黒で設定しています。
それでは、グラフを修正していきましょう。
今回は、説明の為にグラフタイトルを削除しておきます。
横(項目)軸をダブルクリックするか、横(項目)軸クリックして、書式タブのグラフ要素が横(項目)軸となっていることを確認したら、選択対象の書式設定をクリックします。
すると、右側に「軸の書式設定作業ウインドウ」が表示されます。
軸のオプションの単位を修正します。
主と補助を共に2カ月おきに項目を表示したいので、「2」と設定します。半年ごとならば、「6」とします。
軸位置を調整しますので、「目盛」に設定します。
ちょっとした見栄えだけなのですが、目盛も修正します。
目盛の種類を「交差」に変更します。また、今回は、補助目盛は不要なので、「なし」で設定しておきます。
なにがグラフに起こったのかというと、
横軸の目盛棒が交差して表示されました。
あとは、年月なのですが、「2019/01」を「19/01」と表示形式を変更して完成です。
表示形式の表示形式コードに、「yy/mm」と入力して、追加ボタンをクリックします。
グラフはこのようになっています。
横項目軸は、2カ月おきに表示することができました。
最後の処理は、フォントサイズですね。Excelのグラフは、9ptで文字を表示していますので、小さすぎてわかりにくいので、フォントサイズを大きくすることを忘れないようにしましょう。