11/24/2019

Excel。ピボットグラフなら、ヒストグラムにするための表は不要です。【histogram】

Excel。ピボットグラフなら、ヒストグラムにするための表は不要です。

<ピボットグラフ&ヒストグラム>

アンケート結果など年代別に集計したデータを元にして、ヒストグラムを作成します。

通常ならば、集計結果を算出しますが、ヒストグラムだけを作るならば結構面倒ですし、アレンジをしたい場合は、ヒストグラム元の表をアレンジしなければなりません。
しかし、ピボットグラフならば、集計しなくてもヒストグラムをつくることができます。

【ピボットグラフをつくる】
A1をクリックして、挿入タブの「ピボットグラフ」をクリックします。

ピボットグラフの作成ダイアログボックスが表示されます。

そのままOKボタンをクリックします。
ピボットグラフのシートが挿入されます。

ピボットグラフのフィールド作業ウインドウが表示されますので、年齢フィールドを軸(分類項目)ボックスに設定します。購入数フィールドを値ボックスに設定します。
ピボットグラフはこのように表示されます。

値ボックスは購入数の合計で設定されていますので、個数に変更します。
値ボックスの「合計/購入数」の上でクリックしてショートカットメニューを表示します。

値フィールドの設定をクリックして、「値フィールドの設定」ダイアログボックスを表示します。

選択したフィールドのデータを「合計」から「個数」に変更してOKボタンをクリックします。
ピボットグラフはこのようになっています。

横軸が年齢になっていますが、10個単位でグループ化します。
左側にピボットテーブルも作成されていますので、どの年齢のデータでもいいので、年齢の上で右クリックして、ショートカットメニューを表示します。

グループ化をクリックします。
グループ化ダイアログボックスが表示されます。

年代別でグループ化したいので、先頭の値を10。末尾の値を80。単位を10と入力してOKボタンをクリックします。
ピボットグラフはこのように変わりました。

あとは、棒グラフを太くして完成ですね。
縦棒グラフをクリックして、書式タブのグラフ要素が「系列”集計”」になっているのを確認します。

選択対象の書式設定をクリックします。
データ系列の書式設定作業ウインドウが表示されます。

系列のオプションの「要素の間隔」を0%にします。

枠線に「線(単色)」で黒色を設定しましょう。
ピボットグラフが完成しました。

このように、ヒストグラム用の集計表を作る必要はありませんね。
また、性別など別のフィールドをボックスに設定するだけで、カスタマイズしたヒストグラムを作成することができます。