7/06/2020

Excel。散布図のデータラベルに項目名を表示するのが楽になっています。【Scatter label】

Excel。散布図のデータラベルに項目名を表示するのが楽になっています。

<散布図>

Excelもバージョンがアップするごとに、微妙に改善されている機能がたくさんあります。

グラフにも様々な改善があり、便利になっていることがあります。

散布図のデータラベルに項目名を表示することも、改善された一つだといえます。

次の表を用意しました。
 
このデータを使って、散布図を作っていきます。

散布図を作るときのポイントは、店舗名のフィールドは含めないで作成します。

通常、横軸に該当する列を含めないと、「系列1」という項目名になってしまいます。

ここが散布図を作成する時のポイントですね。

では、B1:C7を範囲選択して、挿入タブの「散布図(X,Y)またはバブルチャートの挿入」から散布図を選択します。
 
散布図が表示されます。
今回は、説明の為大きくしたいので、グラフタイトルは削除しております。
 
散布図自体は、簡単に作成できるのですが、
横軸縦軸とも何を意味する数値なのか?

そして、
データ自体どこの店舗のものなのか?
何も表示されていないために、色々修正しないと資料としては、イマイチ使えない状態です。

最初は、データラベルに店舗名を表示する方法から確認していきます。
 
グラフを触っている状態で、グラフのデザインタブの「グラフ要素の追加」にデータラベルがあります。

その中にある「その他のデータラベルオプション」をクリックします。

データラベル書式設定作業ウィンドウが表示されます。
 
ラベルオプションのラベルの内容にある「セルの値」にチェックマークをいれます。
 
データラベル範囲ダイアログボックスが表示されますので、店舗名を表示したいので、A2:A7を範囲選択して、OKボタンをクリックします。

その後、不要になった、「Y値」のチェックマークをはずします。

細かいことかもしれませんが、先に「Y値」のチェックマークを外してしまうと、データラベル自体が消えてしまい、作業ウィンドウも変わってしまい、結果やり直しになるので、注意するといいかもしれません。

あとは、必要に応じて、データラベルの表示場所を変更します。

今回は、「上」に表示します。

グラフはこのように変わりました。
 
項目名をつかって、データラベルを表示することができました。

Excelの昔のバージョンでは、表示するのが大変だったのですが、今は、このように楽に表示することができるように変わりました。
散布図
 
データラベルは完成しましたが、あとは、縦軸ラベル・横軸ラベルを表示したり、横軸の目盛りを修正したりすれば完成ですね。