Excel。列番号はCOLUMN関数をつかえば把握することができます。
<COLUMN関数>
列番号を算出するには、「COLUMN関数」をつかうことで、確認することができます。
COLUMN関数の基本情報から確認しておきましょう。
COLUMN関数の読み方は「カラム」です。
所属は、「検索/行列」です。
COLUMN関数の引数は、
COLUMN([参照])
COLUMN関数や行番号を算出できるROW関数とも、あまり単独で使用することはありません。
多く使うのは、Excel VBAで、列方向に移動させて処理するときなどに使用します。
あとは、VLOOKUP関数の列番号に、COLUMN関数をつかうことで、VLOOKUP関数を列方向にオートフィルで数式をコピーするとき重宝する関数です。
B4には、E3:G6の範囲のデータから、商品名を検索抽出するために、VLOOKUP関数をつかっていますが、C列の単価にも、オートフィルで数式をコピーする前提で数式をつくるとしたら、列番号がネックになります。
列番号を商品名は、「2」。単価は「3」と設定修正する必要があります。
修正箇所が多くなると、修正自体は簡単でも面倒になります。
そこで、B4に設定するVLOOKUP関数を次のようにします。
=VLOOKUP($A$4,$E$4:$G$6,COLUMN(B1),FALSE)
3番目の引数の「列番号」のところに、COLUMN関数をつかうことで、列番号を修正しないですむようになります。
COLUMN関数は、主役になる関数ではないかもしれませんが、ちょっとしたところで、活躍する関数なので、用途に合わせ、組み込んでみると、重宝するかもしれませんね。