Excel。条件付き書式。「文字列」と「指定の値に等しい」は同じ結果にならない
<条件付き書式>
視覚的にわかりやすくすることができる「条件付き書式」ですが、似て非なるものがチョコチョコあります。
例えば、ホームタブの条件付き書式にある「セルの強調表示ルール」。
その中の「指定の値に等しい」と「文字列」の違いです。
次のようなデータがあって、「優秀」という文字をわかりやすくするために、条件付き書式をつかって、セルを塗りつぶしするようにしてみます。
文字列をクリックして、文字列ダイアログボックスが表示されますので、「優秀」と入力してみると、「優秀」だけではなくて、「最優秀」も、同じように書式が反映されてしまっています。
この「セルの強調表示ルール」の「文字列」は、ダイアログボックスにも書いてあるように、「文字列を含む」というルールになっています。
「最優秀」にも「優秀」という文字が含まれているので、反映されてしまったというわけです。
今回のように、「最優秀」ではなく「優秀」という文字だけ、すなわち、「優秀」と等しい場合には、「文字列」ではなくて、「指定の値に等しい」をつかって、条件付き書式を設定する必要があります。