1/08/2022

Excel。条件付き書式。「文字列」と「指定の値に等しい」は同じ結果にならない【Conditional formatting】

Excel。条件付き書式。「文字列」と「指定の値に等しい」は同じ結果にならない

<条件付き書式>

視覚的にわかりやすくすることができる「条件付き書式」ですが、似て非なるものがチョコチョコあります。


例えば、ホームタブの条件付き書式にある「セルの強調表示ルール」。


その中の「指定の値に等しい」と「文字列」の違いです。


次のようなデータがあって、「優秀」という文字をわかりやすくするために、条件付き書式をつかって、セルを塗りつぶしするようにしてみます。


文字列をクリックして、文字列ダイアログボックスが表示されますので、「優秀」と入力してみると、「優秀」だけではなくて、「最優秀」も、同じように書式が反映されてしまっています。


この「セルの強調表示ルール」の「文字列」は、ダイアログボックスにも書いてあるように、「文字列を含む」というルールになっています。

「最優秀」にも「優秀」という文字が含まれているので、反映されてしまったというわけです。


今回のように、「最優秀」ではなく「優秀」という文字だけ、すなわち、「優秀」と等しい場合には、「文字列」ではなくて、「指定の値に等しい」をつかって、条件付き書式を設定する必要があります。