12/15/2022

Excel。表を比べて異なっているデータがある行全体を塗りつぶしたい。【Compare data】

Excel。表を比べて異なっているデータがある行全体を塗りつぶしたい。

<条件付き書式>

表と表を比べて、数値が合致しているかいないかを判定して、合致していなければ、そのデータ全体、つまり行全体を塗りつぶすには、どのようにしたらいいのでしょうか?



合致しているのか、していないのかを判断させて、その結果が合致しなければ塗りつぶしたいわけですから、条件付き書式を使えばいいわけですね。


それと、条件付き書式で用意されているものでは、行全体を塗りつぶすことはできません。

そのため、数式で条件を設定する必要があります。


D2:E6を範囲選択して、ホームタブにある「条件付き書式」から「新しいルール」を選択します。


「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。


次の数式を満たす場合に書式設定のボックスには、

=$B2<>$E2

という数式を設定してきます。


あとは、塗りつぶしをしますので、書式のボタンをクリックして、塗りつぶしする色を選択したらOKボタンをクリックして完成です。


設定したら数式。

=$B2<>$E2

ですが、「<>」は比較演算子で、「等しくない」という意味です。

なので、数値が異なった場所がわかるという仕組みです。


また、

「$B2」のように、列を固定した複合参照を設定することで、行全体を対象として、その行全体を塗りつぶすことができます。


この行固定の複合参照は、行全体を塗りつぶすときに知っておくと便利なテクニックです。


列固定にしたい場合は、行を固定した複合参照とすれば、列全体を対象にすることができます。


今回のように、ちょっとした数式を設定条件とすることで、条件付き書式のつかる幅が広がりますので、色々条件を設定してみることで、見栄えのする資料をつくることができるかもしれませんね。