Excel。日割り計算を手早く求めたい
<DAY+EOMONTH関数>
月の途中で解約した時に、解約日までの日割りした料金を支払うことがあります。
この日割りを手早くしたいのですが、どのようにしたらいいのでしょうか。
日割り計算は、簡単そうに見えて、ちょっと複雑です。
解約日までの日数を月の日数で割る必要があります。
つまり、4月だったら30日。
5月だったら31日という月の日数を求める必要があります。
では、次の表で日割り計算をしてみました。
C2に設定した数式は、
=A2*DAY(B2)/DAY(EOMONTH(B2,0))
これで、日割りを求めることができました。
なお、求めた値に小数点の端数がでますので、ROUND関数をつかってもいいです。
今回は、三桁区切りのカンマを設定して、小数点以下を四捨五入しております。
この数式を説明します。
DAY(B2)は、日を求めます。4/1ならば、1です。
この値を、DAY(EOMONTH(B2,0))で割ります。
DAY(EOMONTH(B2,0))は、何をしているのかというと、当月の月末日を求めています。
月末日を求めるのがEOMONTH関数です。
2つ目の引数を「0(ゼロ)」にすることで、当月の月末日を求めることができます。
EOMONTH(B2,0) で30と求めることができます。
=10000*1/30
で、333と日割りを求めることができたというわけです。