5/26/2025

Excel。年齢から、F1~F3の年齢層を手早く求めたい【Age group】

Excel。年齢から、F1~F3の年齢層を手早く求めたい

<IFS関数>

マーケティングで年齢によって、F1~F3(女性)やM1~M3(男性)というように区分けすることがあります。


F1は、20歳〜34歳の女性

F2は、35歳〜49歳の女性

F3は、50歳以上の女性


となっています。


次の表を使って、どのようにしたら、手早く、F1~F3と区分けすることができるのかを考えていきます。

F1~F3の年齢層を手早く求めたい

B列に年齢が入力されています。


C列に、年齢に合わせたF1からF3と区分けして入力したいわけです。


やり方ですが、IF関数を複数ネストする方法や、別表をつくって、VLOOKUP関数をつかって表引きする方法など、色々な方法が考えられます。


そこで、今回は、IFS関数をつかって、区分けしていきます。


 

C2にIFS関数をつかった数式を設定しました。


=IFS(B2:B12>=50,"F3",B2:B12>=35,"F2",B2:B12>=20,"F1",TRUE,"")


これで、F1~F3という年齢層での区分けを求めることができました。


IFS関数は、多分岐処理ができるIF関数です。


論理式1にB2:B12>=50とB2:B12という範囲で設定したことで、スピル機能に対応したIFS関数にすることができます。


オートフィルで数式をコピーする必要はありません。


この数式のポイントは、50以上という条件から設定することで、つぎの、B2]B12>=35と設定しても、50以上はすでに、判定済みなので、35~49の場合ということになります。


0~19は対象外なので、TRUEで「””(ダブルコーテーション×2)」として空白を表示する設定にしています。