Excel。年齢から、F1~F3の年齢層を手早く求めたい
<IFS関数>
マーケティングで年齢によって、F1~F3(女性)やM1~M3(男性)というように区分けすることがあります。
F1は、20歳〜34歳の女性
F2は、35歳〜49歳の女性
F3は、50歳以上の女性
となっています。
次の表を使って、どのようにしたら、手早く、F1~F3と区分けすることができるのかを考えていきます。
B列に年齢が入力されています。
C列に、年齢に合わせたF1からF3と区分けして入力したいわけです。
やり方ですが、IF関数を複数ネストする方法や、別表をつくって、VLOOKUP関数をつかって表引きする方法など、色々な方法が考えられます。
そこで、今回は、IFS関数をつかって、区分けしていきます。
C2にIFS関数をつかった数式を設定しました。
=IFS(B2:B12>=50,"F3",B2:B12>=35,"F2",B2:B12>=20,"F1",TRUE,"")
これで、F1~F3という年齢層での区分けを求めることができました。
IFS関数は、多分岐処理ができるIF関数です。
論理式1にB2:B12>=50とB2:B12という範囲で設定したことで、スピル機能に対応したIFS関数にすることができます。
オートフィルで数式をコピーする必要はありません。
この数式のポイントは、50以上という条件から設定することで、つぎの、B2]B12>=35と設定しても、50以上はすでに、判定済みなので、35~49の場合ということになります。
0~19は対象外なので、TRUEで「””(ダブルコーテーション×2)」として空白を表示する設定にしています。