8/24/2025

Access。年月日に分かれたフィールドから日付フィールドをつくりたい【date】

Access。年月日に分かれたフィールドから日付フィールドをつくりたい

<DateSerial関数>

データを読み込んでみたら、年月日がそれぞれ分かれて管理されていました。

年月日に分かれたフィールドから日付フィールドをつくりたい

これでは、日付として使うことができません。


クエリの演算フィールドをつかって日付フィールドをつくることにしました。


では、どのようにしたらいいのでしょうか。


Excelでは、DATE関数をつかいますが、Accessでは、DATE関数をつかうと、Excelのようには、日付を作ることができません。


AccessのDATE関数は、どちらかというと、Excelでは、TODAY関数と同じで、今日の日付を求めることができるようになっています。


そのため、AccessのDATE関数をつかうと、年月日別々のフィールドから日付をつくることができません。


そこで、つかうのが、DateSerial関数です。


紹介するDateSerial関数が、ExcelのDATE関数と同じように、年月日が別々のフィールドから日付をつくることができる関数です。


作る前に、データを確認してみると、A03の日フィールドのあたいが32になっています。


32日なんてありませんが、DateSerial関数をつかうと、どうなるのかも合わせて確認していくことにしましょう。


では、クエリデザインで、早速クエリをつくっていきます。

年月日に分かれたフィールドから日付フィールドをつくりたい

次の演算フィールドをつくります。

年月日: DateSerial([年],[月],[日])


実行して確認してみましょう。

年月日に分かれたフィールドから日付フィールドをつくりたい

年月日別々のフィールドから、日付のフィールドをつくることができました。


そして、注目するのは、A03のデータ。

日が32になっていましたが、日付になったらば、自動的に、1日繰り上がって、翌日の2025/08/01になっていることが確認できます。


このように入力ミスなのか、わかりませんが、おかしな日付でもそれに合う日付として演算してくれるようです。