Excel。平均値は同じなので、内容や評価も同じなのでしょうか。
<VAR.P関数>
JavaとPythonのテスト結果の平均値が偶然一致していました。
平均値は同じですが、内容や評価はどうなのでしょうか。
そこで、データのバラツキを確認してみることにします。
バラツキとは、平均値からどのぐらい離れているのかということです。
そこで、使用する関数は、VAR.P関数です。
VAR.P関数は、標本分散を算出する関数です。
VAR.P関数は、母集団全体。つまりデータすべてから標本分散を求めます。
VAR.S関数というのもあります
VAR.S関数は、一部のデータをサンプルとして分散の推定値を求めます。
今回は、データ量がそれほど多くないので、VAR.P関数をつかいます。
B18とC18にVAR.P関数の数式を設定してみます。
B18の数式は、
=VAR.P(B2:B16)
Javaは317.2でPythonは75.7
この値が大きいほど、平均値から離れた値がある。
そして多いことを意味しています。
たしかに、Javaは、最低点が36点で最高点が100
それに比べてPythonは、ほぼ値に差がないように見えます
このように、平均値だけを求めないで、もうひとステップしてみるのがいいですね。

