Excel。条件付き書式の罠?優秀だけなのに最優秀も含まれる?!
<条件付き書式>
数値の判定表があります。
C列の判定には、優秀と最優秀という文字列が入力されています。
優秀という文字がわかりやすいように、条件付き書式をつかって、セルを塗りつぶすことにしました。
C2:C10を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式。
条件付き書式のセルの強調表示ルールにある「文字列」をつかいます。
文字列を選択すると、文字列ダイアログボックスが表示します。
優秀という文字を設定してOKボタンをクリックします。
すると、優秀だけに設定したいのに、「最優秀」も含まれてしまっています。
これでは、困ってしまいます。
原因は、条件付き書式の文字列をつかったためです。
先ほどの文字列ダイアログボックスをよくみると、「次の文字列を含むセルを」とあります。文字列を含むということなので、最優秀も優秀という文字が含まれています。
つまり、文字列では、ダメなわけです。
このように、特定な文字だけを対象にしたい場合には、「等しい」を使う必要があります。
それでは、改めて、C2:C11を範囲選択します。
ホームタブの条件付き書式にある、セルの強調表示ルールの「指定の値に等しい」を選択します。
指定の値に等しいダイアログボックスが表示されますので、「優秀」と入力してOKボタンをクリックします。
これで、優秀だけを対象にすることができました。
文字が条件なので、文字列と書かれているものを選択したくなりますが、それでは、「含む」という条件のため、うまくいかないことがありますので、注意が必要です。






