Excel。バブルチャートが作れないという声にこたえて。
バブルチャート
企業研修とか、個人の方から、バブルチャートのグラフがうまく作れないんだけど…という声がよくありまして、それを受けまして、
今回は、バブルチャートをご紹介しようと思います。
バブルチャートは、関連する要素の大小を円の大きさで表現するグラフですね。
グラフ全体的にいえる事なのですが、グラフを作るためのデータ。
表がバブルチャートを作るためのデータになっているのか?というのがポイントですね。
さて、下記の表があります。
この表を、バブルチャートで表現していくことにします。
まず、最初の最初がポイントなのですが、データ・表の作り方が重要になります。
今回は、売場面積・売上・アイテム数の順番になっておりますが、データの左側から、
X軸のデータ・Y軸のデータ・バブルの大きさという意味になりますので、
このデータの並び方を間違えてしまいますと、
全く意味の異なるバブルチャートが完成してしまいます。
今回は、売場面積がX軸で、売上がY軸で、アイテム数がバブルの大きさに該当します。
続いて、ポイントが登場します。
それは、範囲選択。ご存知のようにグラフは範囲選択。
棒グラフを作るように、A2:D8までを範囲選択してしまうとどうなるか、やってみましょう。
A2:D8を範囲選択して、挿入のグラフにある、その他のグラフにある、
バブルグラフを選択すると、バブルチャートのグラフができるはずなのですが…
なんだこれ?
とんでもないグラフが出来ちゃいましたね。
この2つのポイントによって、うまくできないという声があるのだと思います。
バブルチャートを作るには、データだけを範囲選択して、作る必要があるのです。
今回は、B3:D8を範囲選択するのが正解なのですね。
では、先程と同じように、挿入のグラフにある、その他のグラフにある、
バブルグラフを選択しましょう。
今度は、バブルチャートグラフが綺麗に出来ましたね。
あとは、凡例の系列1は不要ですので、この凡例を消す作業をしていきましょう。
バブルチャートグラフをクリックして、グラフツールのレイアウトタブをクリックして、
凡例のボタンをクリックして、その中にあります、なしを選びましょう。
そうすると、凡例が非表示になりましたね。
そして、バブルチャートグラフが完成しましたね。
改めて、ポイントをまとめてみたいと思いますが、
・表は左から、X軸・Y軸・バルブの大きさ
・範囲選択は、データのところを範囲選択。
この2点を抑えておきましょう。次回は、このバブルチャートでは、どれが、どのデータかわかりにくいので、アレンジをしていきたいと思います。