Excel。折れ線グラフで、シンプルにスタートを交点0で描く方法
折れ線グラフ
以前BLOGで、ABC分析のパレート図において、折れ線グラフを交点0(ゼロ)からプロットするようにするにはどうしたらいいのか?
ということをご紹介させていただきました。
先日、ご質問がありまして、複合グラフではなくて、
通常のマーカー付き折れ線グラフの時にも交点0(ゼロ)から折れ線グラフを書き始めるには、
どうしたらいいの?と聞かれましたので、
今回は、改めてシンプルな、マーカー付き折れ線グラフを交点0(ゼロ)で描く方法をご紹介します。
どうしたいのかと言うと、
このようなグラフを
こうしたいわけです。
交点0(ゼロ)から始まっていますよね。
これが目標です。では、下記の表から、まずはマーカー付き折れ線グラフを作成してみましょう。
範囲選択は、B2:C8ですね。あとは、挿入タブのグラフにある、
マーカー付き折れ線グラフを選択しましょう。
ちなみに、通常の折れ線グラフでも今回の交点0(ゼロ)は出来ますので、
機会があれば作成してみて下さい。
すると、下記のマーカー付き折れ線グラフが作成されます。
まずは、横(項目)軸を選択して、書式設定ダイアログボックスを表示させます。
横(項目)軸をダブルクリック、あるいは、レイアウトタブのグラフの要素から、
横(項目)軸を選択して選択対象の書式設定をクリックしましょう。
軸の書式設定ダイアログボックスが表示されましたら、
軸のオプションの軸位置を目盛にチェックを付けて閉じるボタンをクリックしましょう。
これで、まずは縦軸が付きましたが、これでは、交点0(ゼロ)とはほど遠いですよね。
そこで、ダミーのデータを含めることによって、交点0(ゼロ)にしていきます。
デザインタブのデータの選択をクリックしましょう。
そうすると、データソースの選択ダイアログボックスが表示されてきますので、
凡例項目の新宿店を選択して、編集ボタンをクリックします。
系列の編集ダイアログボックスが表示されますので、系列値を、見出しの新宿店。
すなわちC2まで含めた、C2:C8までを範囲選択して、OKボタンをクリックしましょう。
データソースの選択ダイアログボックスに戻りますので、
今度は、横(項目)軸ラベルの編集ボタンをクリックしましょう。
今度は、軸ラベルダイアログボックスが表示されてきますので、
こちらも、見出しのB2を含めるように範囲を修正して、OKボタンをクリックしましょう。
データソースの選択ダイアログボックスに戻りますので、OKボタンをクリックしましょう。
グラフがこのようになりましたね。
交点0(ゼロ)にはなりましたが、営業月という見出しまで登場しちゃいましたので、
これを表示しないようにして完成となります。
では、営業月と入力してあるB2を選択して、一度データを削除してから、
セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
表示形式の分類からユーザー定義を選択して、
種類には、
@"営業月"
と入力してOKボタンをクリックしましょう。あとは、B2で半角スペースを入力します。
すると、B2には、営業月と表示されますが、グラフには表示されていませんよね。
グラフだけ作成するならばB2の営業月を削除するだけでもいいのですが、
元データも必要となりますと、このようにユーザー定義を使ってあげるといいでしょう。
折れ線グラフの交点0(ゼロ)からのプロット描き方の方法でした。是非一度挑戦してみませんか?