Excel。塗りつぶしたセルを数えられると
3交代シフトも作れちゃう
条件付き書式
ちょっと前に、塗りつぶしたセルの数える方法をご紹介しましたところ、
午前・午後・夜間の3交代シフトを作れないかなぁ~といわれたもので、
こんなものを作ってみたところ、喜ばれましたので、それを今回はご紹介したいと思います。
下記のようなものを作ります。
午前が赤色で午後が緑色、
夜間が青色でスタッフが午前・午後・夜間・休日そして勤務日数がわかるシフト表です。
今回は、それぞれの日に午前・午後・夜間のスタッフが何名いるのか?
というのは外しております。
さて、フレームを作ります。
まずは、午前・午後・夜間という文字を入力するのに簡単に入力できるように、
C4:L8を範囲選択して、入力規則のリストを設定していきます。
データタブにある、データの入力規則をクリックすると、
データの入力規則ダイアログボックスが表示されます。
設定タブの入力値の種類からリストを選択して、元の値には、M3:O3を範囲選択しましょう。
すると、範囲選択したセルに▼が登場していますね。
クリックすると、午前・午後・夜間から文字を選択できるようになりました。
それでは、文字を入力してみます。
このようなデータをサンプルでいれております。
次に、午前・午後・夜間の数を数える関数を作っていきます。
M4をクリックして、COUNTIF関数のダイアログボックスを表示しましょう。
範囲には、$C4:$L4と入力します。複合参照にしておりますが、
これは、午後・夜間もいっぺんに算出できるようにするためです。
検索条件には、M$3を入力します。
複合参照は複雑ですがこのように何度も数式を作るには面倒な場合は、
複合参照を知っていると作成がスマートになります。
数式をコピーすると、いっぺんに算出されました。
次に、P列の休日数を数える関数を作ります。これは、空白の数を数えますので、
COUNTBLANK関数を使いますので、
COUNTBLANK関数のダイアログボックスを表示しましょう。
範囲には、C4:L4を選択します。あとはOKボタンをクリックしましょう。
そして、P列に数式をコピーしましょう。
Q列は勤務数を算出しますので、
ここは、SUM関数を使って、午前・午後・夜間のM列からO列までの合計数を算出します。
すると、このように算出されました。
そして、いよいよ条件付き書式を設定していきます。
C4:L8を範囲選択をして、
ホームタブの条件付き書式からセルの強調表示ルールから指定の値に等しいをクリックします。
すると、指定の値に等しいダイアログボックスが表示されますので、
M3をクリックして、書式には、ユーザー設定の書式を選択します。
セルの書式設定ダイアログボックスが表示されますので、赤色を選択します。
OKボタンをクリックすると、指定の値に等しいダイアログボックスに戻りますので、
OKボタンをクリックすると、午前に赤色が設定されました。
同じ方法で、午後と夜間も設定していきましょう。
最後に、午前・午後・夜間の文字を表示しないようにします。
間違えても文字を削除したらダメですよ。
それでは、C4:L8を範囲選択をしてセルの書式設定ダイアログボックスを表示します。
表示形式タブの種類に;;;(セミコロンが3個連続)にして、OKボタンをクリックします。
これで完成しました。
このように、あらゆるテクニックを積み重ねると、スゴイもができる。
これもExcelのスキルアップの近道ですので、
ビジネスシーンで必要なものを作っていきましょう。