Access。テーブル。郵便番号を入力したら都道府県や市区町村を自動入力させる。
<Accessテーブル 住所入力支援>
今回は、Accessの研修でおなじみのネタであります。
「住所入力支援」の設定方法について紹介していきます。
住所入力支援というのは、年賀状ソフトとかネット通販でお馴染みの、
郵便番号を入力したら、住所が表示入力してくれるというものです。
単に、便利な機能というだけではなくて、
ビジネスでは、【入力ミス】を抑制することが出来ますので、
その点からでも、「住所入力支援」の設定はしておいたほうがいいかと思います。
設定自体はとても簡単ですが、テーブルのフィールドを先に設定しておくといいですね。
つまり、
「都道府県と住所」で管理するのか?
「都道府県と市区町村と住所」で管理するのか?
ということですね。
住所に関してですが、AccessもExcel同様に、入力してあるデータを分割するのは大変です。
まだ、都道府県だけなら、分割出来ますが、問題は市区町村ですね。
ルールがほとんど固定されておりませんので、最初から分割管理しておいて、
必要に応じて、結合させるようにすると、いいですね。
では、次のテーブルがあります。
今回は、「都道府県・住所・建物名」というようにフィールドを設けてみました。
まずは、郵便番号を入力したら、「都道府県・住所・建物名」が表示入力されてくるので、
設定する箇所は、郵便番号のフィールドということですね。
それでは、郵便番号のプロパティーを修正していきましょう。
住所入力支援のボックスにある。ビルドボタンをクリックします。
住所入力支援ウィザードが起動します。
最初に設定するのは、郵便番号を設定するのはどのフィールドなの?ということですから、
「郵便番号」を設定します。フィールド名を郵便番号にしてありますので、
わかりにくいというか紛らわしい感じもしますが、注意して瀬ってしていきます。
そして、次へボタンをクリックします。
住所入力支援ウィザードダイアログボックスの画面が変わりました。
ここは、住所の構成とそれに伴う、各フィールドを設定して行きます。
今回は、「都道府県・住所・建物名」なので、それに該当する構成を選択します。
そして、「都道府県・住所・建物名」のそれぞれ、
どのフィールドに設定するのかを入力設定して行きます。
そして、次へボタンをクリックします。
住所入力支援ウィザードが進みました。
このダイアログボックスは、念のためにちゃんと動くのか?というリハーサルですので、
サンプルの郵便番号を入力して「都道府県・住所」が
表示入力されているのかを確認しましょう。
確認が出来ましたら、完了ボタンをクリックします。
確認のダイアログボックスが表示されますので、OKボタンをクリックします。
これで設定完成です。
このように住所入力支援の設定は簡単ですので、
入力ミスを抑制するためにも設定をするようにするといいですね。