Googleスプレッドシート。基本的なスケジュール表を作ってみよう。
<Googleスプレッドシート>
Googleスプレッドシートを使ってみたら、Excelのようにうまく出来ない、
作れない、ということもあって、最近お話を聞くことになってきました。
そこで、今回は、基本的なスケジュールの作り方を通して、確認していくことにしましょう。
まず、次のように入力しておきます。
まずは、A4:C4を中央揃えにして、
セルを塗りつぶしてみましょう。
日付は、A2には、年。B2には、月の数値を入力したら、
自動的にカレンダーが変わるようにしていきましょう。
A2には、2017。B2には、1。と入力します。
2017年と入力してしまうと、Excelと同様に文字になってしまうので、
計算では使えなくなってしまいますので、
Excelでいうところの、表示形式のユーザー定義を使って”年”を表示していく事にします。
表示形式の詳細設定ボタンをクリックして、
表示形式の詳細設定のカスタム数値形式をクリックします。
カスタム数値形式のダイアログボックスが表示されますので、
0年
と入力して、適用ボタンをクリックします。
同じように月のほうも、
0月
として設定しましょう。
A5にDATE関数を使って、日付を算出させてみましょう。
DATE関数は、Googleスプレッドシートにもあります。
ただし、Googleスプレッドシートには、関数挿入ダイアログボックスがありませんので、
手入力で数式を作成する必要があります。
A5の数式は、
=DATE($A$2,$B$2,row()-4)
Excelと同じようにヒントが登場します。日のところで、ROW関数を使っております。
こうすることで、次のセルで+1するなんてことはしなくても、
数式をコピーするだけで済みますね。
それでは、オートフィルも使えますので、31日まで数式をコピーしましょう。
月末の処理は、次回後日ご紹介してみたいと思います。
B列の曜日ですが、
B5に、A5の数値を参照する数式、=A5として、表示形式を曜日に変えるでもいいのですが、
土曜日に色を塗るというような条件付き書式を設定する場合には、
表示形式ですと面倒なので、ここは、TEXT関数を使って、曜日を表示させてみましょう。
実は、ここがExcelとGoogleスプレッドシートが違うところなのです。
Excelだと、=TEXT(A5,”aaaa”)とすると、日曜日と表示されるのですが、
Googleスプレッドシートだと、
=TEXT(A5,”dddd”)
と数式を設定します。aaaとか、aaaaはありません。
それでは、B5に、
=TEXT(A5,"dddd")
と数式を作成してオートフィルで数式をコピーしましょう。
なお、下方向へのオートフィルを使った連続コピーですが、データが無いとき、
つまり、一度目ならば、マウスカーソルが+で、
ダブルクリックすれば、31日のセルまでコピーをしてくれますが、
二度目の場合は、出来ませんので、ドラッグ操作でコピーしなければいけません。
ここも、Excelと異なっていますね。
次回は、この続きを紹介します。