12/08/2016

Googleスプレッドシート。基本的なスケジュール表を作ってみよう。


Googleスプレッドシート。基本的なスケジュール表を作ってみよう。

<Googleスプレッドシート>


Googleスプレッドシートを使ってみたら、Excelのようにうまく出来ない、
作れない、ということもあって、最近お話を聞くことになってきました。

そこで、今回は、基本的なスケジュールの作り方を通して、確認していくことにしましょう。

まず、次のように入力しておきます。

まずは、A4:C4を中央揃えにして、

セルを塗りつぶしてみましょう。

日付は、A2には、年。B2には、月の数値を入力したら、
自動的にカレンダーが変わるようにしていきましょう。

A2には、2017。B2には、1。と入力します。

2017年と入力してしまうと、Excelと同様に文字になってしまうので、
計算では使えなくなってしまいますので、
Excelでいうところの、表示形式のユーザー定義を使って”年”を表示していく事にします。

表示形式の詳細設定ボタンをクリックして、
表示形式の詳細設定のカスタム数値形式をクリックします。

カスタム数値形式のダイアログボックスが表示されますので、
0年
と入力して、適用ボタンをクリックします。
同じように月のほうも、
0月
として設定しましょう。

A5にDATE関数を使って、日付を算出させてみましょう。

DATE関数は、Googleスプレッドシートにもあります。

ただし、Googleスプレッドシートには、関数挿入ダイアログボックスがありませんので、
手入力で数式を作成する必要があります。

A5の数式は、

=DATE($A$2,$B$2,row()-4)

Excelと同じようにヒントが登場します。

日のところで、ROW関数を使っております。
こうすることで、次のセルで+1するなんてことはしなくても、
数式をコピーするだけで済みますね。

それでは、オートフィルも使えますので、31日まで数式をコピーしましょう。

月末の処理は、次回後日ご紹介してみたいと思います。

B列の曜日ですが、
B5に、A5の数値を参照する数式、=A5として、表示形式を曜日に変えるでもいいのですが、
土曜日に色を塗るというような条件付き書式を設定する場合には、
表示形式ですと面倒なので、ここは、TEXT関数を使って、曜日を表示させてみましょう。

実は、ここがExcelとGoogleスプレッドシートが違うところなのです。

Excelだと、=TEXT(A5,”aaaa”)とすると、日曜日と表示されるのですが、
Googleスプレッドシートだと、

=TEXT(A5,”dddd”)

と数式を設定します。
aaaとか、aaaaはありません。
それでは、B5に、
=TEXT(A5,"dddd")
と数式を作成してオートフィルで数式をコピーしましょう。

なお、下方向へのオートフィルを使った連続コピーですが、データが無いとき、
つまり、一度目ならば、マウスカーソルが+で、
ダブルクリックすれば、31日のセルまでコピーをしてくれますが、
二度目の場合は、出来ませんので、ドラッグ操作でコピーしなければいけません。

ここも、Excelと異なっていますね。

次回は、この続きを紹介します。