Googleスプレッドシート。条件付き書式の行で塗りつぶしをやってみよう。
<Googleスプレッドシート>
Googleスプレッドシートを使ってみたら、Excelのようにうまく出来ない、作れない、
ということもあって、最近お話を聞くことになってきました。
ということで、前回の続きからはじめてみましょう。
前回はここまで作成していました。
条件付き書式からやっていきましょう。
土曜日だったら、青色に、日曜日だったら、
赤色で、その行を塗りつぶすという条件書式を設定していきましょう。
A5:C35を範囲選択して、塗りつぶしの色をクリックします。
メニューの条件付き書式をクリックします。
条件付き書式設定ルールの単一色にある、
セルの書式設定の条件の中から、カスタム数式をクリックしましょう。
値または数式のボックスに、
=$b5="土曜日"と入力しましょう。
続いて、青色の塗りつぶしなので、塗りつぶしをクリックして、青色系を選択してクリックします。
今回は、コーンフラワーブルーというのを使ってみました。
そして、完了ボタンをクリックしましょう。
これを忘れると作り直しになりますので注意が必要です。
同じ方法で、日曜日を赤色系で塗りつぶしの設定をしましょう。
値または数式のボックスには、
=$b5="日曜日"
と設定します。
完了ボタンをクリックして、条件付き書式が完成しました。
日付をアレンジしていきましょう。
今、日付に設定してある数式。
=DATE($A$2,$B$2,row()-4)
だと、月末日が月ごとに異なっているので、翌月が表示されている。とか、うるう年とか28日かも対応出来ておりません。
そこで、この日付の数式を修正していきましょう。
今回は日ごろ使っているような関数で数式を作ってみましょう。
日付の問題は、29日以降の数式を修正していきますので、
A33をクリックして、次のように数式を修正します。
=if(month(A32+1)=month(A30),DATE($A$2,$B$2,row()-4),"")
これは、A32にプラス1した月と、その月を比べてみて、同じだったら、
日付を表示して、等しく無ければ、空白にするという意味の数式です。
この数式を、A35までコピーしましょう。
月を2月にしてみると、2016年2月は28日までしかないので、
それ以降は空白になっているのが確認出来ます。
では、月を元に戻しておきましょう。
また、この日付ですが、年月日になっていますので、日だけの表示に変更してみましょう。
A5:A35を範囲選択します。
表示形式の詳細設定をクリックすると、メニューが表示されますので、
表示形式の詳細設定から「その他の日付や時刻の形式」をクリックします。
カスタムの日付と時刻の形式ダイアログボックスが表示されますので、
ボックスにある、年と”/”と月を削除します。残った「日」のうしろに日を入力します。
適用ボタンをクリックします。
これで、日付も日だけの表示に変更できました。
次回は、関連したことをご紹介していきます。