Excel。オリジナルで並び替え。オリジナルで連続コピーできる、ユーザー設定リストをアレンジしてみよう
<ユーザー設定リストとオプション>
オートフィルハンドルを使って、連続コピーを使ったりすると、
作業効率は確実にUPしますよね。
たとえば、4月と入力しておいて連続コピーをすると、
5月・6月…というように入力することが出来ます。
すでに登録されているものは、一定の法則に乗っ取って、登録されているのですが、
少し気が効くものとか登録されていたらなぁ~とか、
仕事でいつも規則性のある順番で入力しているリストも連続コピーのように使えたらなぁ~
ということもあると思います。
実は、連続コピーできるように設定されている場所というのがありまして、
【ユーザー設定リスト】
という場所にあります。Excelのオプションにありまして、あまり見たことが無い方もいらっしゃるかと思いますが、
今回は、オリジナルで連続コピーが出来るように、
ユーザー定義リストをアレンジ修正していきます。
では、次のような表があります。
B列の氏名。内藤さんから須賀さんまで、いつもこの順番で入力するとします。
自分でいつも、内藤・大久保って入力していくのは面倒ですし、
もしかしたら、入力ミスをしてしまうかもしれませんね。
今回のユーザー定義リストを設定していくに当たり、直接入力して登録も出来るのですが、
この表のように、
リストを作っておくと範囲選択するだけになりますので、
リストを作っておくようにしておきましょう。
では、B2:B6を範囲選択しておいて、ファイルタブのオプションをクリックしましょう。
すると、Excelのオプションダイアログボックスが表示されます。
詳細設定をクリックして、下のほうにスクロールすると、
ユーザー定義リストの編集ボタンがありますので、クリックしましょう。
リストの取り込み元範囲のボックスに、内藤さんから須賀さんまでの、
$B$2:$B$6を範囲選択して、インポートボタンをクリックしましょう。
これで設定完了ですので、OKボタンをクリックして、Excelのオプションに戻りますので、
再び、OKボタンをクリックしましょう。
では、B9に内藤と入力して、オートフィルで連続コピーをしてみましょう。
4月・5月…と同じように文字が入力できましたね。
また、ユーザー定義リストで登録しておくとその順番で並び替えも行ってくれます。
表を、入会日を昇順で並び替えてみました。Noを昇順にすればいいじゃんとはなりますが、
ここは、氏名を使って元に戻すように並び替えを行ってみましょう。
並び替えダイアログボックスを表示して、
最優先されるキーを氏名にして、順序をユーザー設定リストにします。
ユーザー設定リストダイアログボックスが表示されてきますので、
先ほど登録した内藤~を選択して、OKボタンをクリックします。
並び替えダイアログボックスに戻ってくると、順序のボックスに、
内藤~のリストが設定されていますので、OKボタンをクリックしてみましょう。
表が並び変わりましたね。
このように並び替えでも使用できますし、
小計のときも並び替えをすることも出来ますので、
業務にあわせてユーザー設定リストを追加しておくといいですね。