Excel。折れ線グラフを交点0から描くにはどうしたらいいの?Excel2013編
<マーカー付き折れ線グラフ 交点0>
次の表があって、
このデータから、
折れ線グラフやマーカー付き折れ線グラフを作ること自体は、簡単ですよね。
Excelのグラフは、『範囲選択』を間違えなければ、
希望のグラフは簡単に作成出来るようになりました。
ただ、現場レベルでは、折れ線グラフの始まりを、
交点0から描きはじめたいけど、どうしたらいいの?ということを聞きます。
そこで、改めて、X軸Y軸0(ゼロ)。
つまり交点0(ゼロ)からグラフを描く方法をご紹介していきましょう。
次のような交点0のグラフを描く方法をご紹介していきます。
ご覧のように、交点0から描いていますね。
では、B2:C14を範囲選択して、
マーカー付き折れ線グラフを作成しましょう。
2-D折れ線から、『マーカー付き折れ線』を選択してクリックしましょう。
最初に、縦軸に1月のマーカーを付けたグラフに変更していきますので、
横(項目)軸をダブルクリックか、
書式タブのグラフの要素を横(項目)軸にして、
「選択対象の書式設定」をクリックしたら、
画面の左側に作業ウィンドウを表示しましょう。
軸のオプションの、縦位置を『目盛』に変更すると、
グラフが縦軸から描かれるように変わりましたね。
この状態でOKならば、これで完成なのですが、
今回は、縦軸がゼロだけではなくて、交点0ですから、
横軸もゼロから描けるようにします。
【0のデータをこのデータのグラフに加える】
そして、ここからがポイントになるテクニック。0のデータをこのデータのグラフに加えてあげればいいわけです。
つまり、グラフを作ったデータの範囲をアレンジしていきます。
デザインタブの『データの選択』をクリックして、
データソースの選択ダイアログボックスを表示します。
項目を選択して、凡例項目(系列)の編集をクリックします。
系列の編集ダイアログボックスが表示されますので、
系列値を
=交点0!$C$3:$C$14
を
=交点0!$C$2:$C$14
に変更します。
OKボタンをクリックすると、グラフはこのように変わっています。
これでOKならばいいのですが、
1月のデータは今回0(ゼロ)ではなくので、
引き続きデータソースを修正していきます。
横(項目)軸ラベルを修正しますので、
編集ボタンをクリックして、軸ラベルダイアログボックスを表示します。
軸ラベルの範囲を
=交点0!$B$3:$B$14
から
=交点0!$B$2:$B$14
に修正します。
すなわち、見出しを含める形にします。
グラフはこのようになりました。
交点0から描かれていますが、
見出しの「営業月」が表示されてしまっています。
これでは、カッコが悪いので、
表の見出しB2の表示形式を変更していきます。
まずは、B2の営業月という文字を削除します。
削除すると、グラフの横軸にある、「営業月」は消えますので、
グラフとしてはいいのですが、表の見出しは消えてしまっていますので、
セルの書式設定ダイアログボックスで、表示形式を次のように設定します。
ユーザー定義の種類を
"営業月"@
として、OKボタンをクリックします。
そして、B2をクリックして、スペースキーを使って空白を入力します。
これで、表の見出しに、営業月が再度表示されました。
あとは、グラフの交点0のマーカーを削除する作業をします。
交点0のマーカーを選択して、
系列のオプションのマーカーのオプションを「なし」に変更して完成ですね。