9/22/2019

Office。図形やSmartArtに挿入した画像を、大きくしたり、動かしたりしたい。【Trimming】

Office。図形やSmartArtに挿入した画像を、大きくしたり、動かしたりしたい。

<Word・Excel・PowerPoint>

写真などを挿入したあとに、図のスタイルの「楕円、ぼかし」を設定すると、スタイルを簡単に変更することが可能です。

今回は、シロクマ君が中央に写っているので、修正する必要はないのですが、例えば、シロクマ君をもっと中央に配置したいとか、もっと大きくしたいとか、やりたい場合はどのようにしたらいいのでしょうか?

スタイルをはじめ、図形の塗りつぶしのような機能は、ある機能を使って形を変更しているだけなので、ある機能を使ってあげれば、解決しちゃいます。

そのある機能とは、【トリミング】です。

トリミングは、不要なところをカットする機能のように認識されていますが、Word・Excel・PowerPointのどれでも共通ですが、トリミング機能をアレコレ使って、表現しています。

それでは、確認してみましょう。
挿入した写真や画像をクリックして、図の形式にある「トリミング」をクリックします。

写真の四隅・上下左右の外周中央に、太線が表示されます。

それがトリミングなのですが、その太線は無視して、写真そのもののサイズを調整する、白丸「○」も表示されているのが確認できます。

いつものように、この白丸をつかって、写真のサイズを大きくしてみましょう。

また、写真の移動も通常通りできますので、中心からズレた場合など、移動して調整します。

大きさや場所を調整したら、トリミング作業を完了します。

このように、修正することができました。

基本的に、画像の挿入関係は同じ仕組みになっています。

【図形の塗りつぶし】

図形を挿入したあとに、写真で塗りつぶした場合でも同じ方法で対応します。

今回は、ハートの図形を挿入してみます。

挿入した図形をクリックして、図形の書式の「図形の塗りつぶし」から図を選択します。

写真を選択すると、図形を写真で塗りつぶすことができます。

先程と同じように、大きさを変えたいとか、場所を動かしたいという時には、トリミングを使えばいいわけです。

基本的に作業としては同じです。

【SmartArtも同じ】

SmartArtに写真を挿入できるスタイルがありますが、これも同じ方法で、写真を大きくしたり、ずらしたりすることができますので、確認してみましょう。

今回は、「矢印付き画像リスト」というSmartArtを使ってみます。

○のところに、写真を挿入しますので、まず挿入します。

右のオットセイ君の可愛い顔が見切れちゃっています。
可哀想なので、見えるようにしていきます。

やり方は、全くで同じです。トリミングで対応しましょう。

調整してあげれば完成ですね。

このように、図形で塗りつぶしのような場合は、トリミングでアレンジができるかもしれません。