Excel。ピボットテーブル。独自の分類名を作りグループ化して見やすくしよう。
<ピボットテーブル>
大きなデータはそのままでは、どのような傾向があるとかわかりませんので、まずは集計してみようとすると、ピボットテーブルをつかうことが多いですね。
ただ、対象アイテムが多い場合は、それでも見にくいために、せっかくピボットテーブルで作った資料も、わかりにくい資料となってしまうので、独自の分類名を作ってグループ化すると、いいわけですね。
下記のデータを用意しました。
最初はピボットテーブルをつかって集計していきます。
表のないのセルをアクティブ(A1をクリックでOKです)にして、挿入タブのピボットテーブルをクリックします。
「テーブルまたは範囲から」をクリックします。
テーブルまたは範囲からのピボットテーブルダイアログボックスが表示されますので、範囲を確認してOKボタンをクリックします。
新しいシートが追加されます。
ピボットテーブルのフィールド作業ウィンドウをつかって、レイアウトを設定してきます。
行のボックスには、「旅行名」のフィールドを設定します。
値のボックスには、「金額」のフィールドを設定します。
これで旅行名ごとの金額合計一覧が作成できたわけです。
ただ旅行先が多すぎてわかりにくい感じもします。
そこで、例えば、サンフランシスコとニューヨークとハワイはアメリカ合衆国なので、アメリカという分類名で、まとめてみることにしましょう。
集計データの旅行名の上にマウスカーソルを移動すると、「➡」という形に変わったらクリックすると集計データ行を選択することができます。
今回は、サンフランシスコ・ニューヨーク・ハワイを選択します。
ピボットテーブル分析タブの「グループの選択」をクリックします。
グループとしてまとめることができました。
グループ1だとなんだかわからないので、「アメリカ」と入力修正します。
グループ化していないものが、それぞれで、小計を算出している状態なので、次に、スペイン・ドイツ・フランスを先程と同じように選択して、グループ化します。
ベトナムと北京をアジア。
沖縄と北海道で国内というようにグループ化する作業を繰り返します。
ご覧のように、それぞれの地域名のフィールドは用意していない表から、分類を作り分けて確認出来るようになりましたね。
アメリカとヨーロッパの4行目と8行目を選択して、再度グループ化することで、さらにまとめることができます。
このように、グループ化を上手く使うことで、わかりやすい資料を作ることもできます。