Excel。入力文字を整える関数の一つ。半角文字に変換してくれるASC関数
<ASC関数>
Excelのデータベース機能は、オートフィルターやテーブルをはじめ、簡単で便利な機能が豊富に用意されています。
ところが、テキストファイルやCSVファイルなど読み込んだデータに限らず、入力したデータでも、「文字の揺らぎ」というのが結構やっかいなんですね。
たとえば、「全角」「半角」の統一問題があります。
そこで、文字列に含まれれる「アルファベット」「数字」「カタカナ」「記号」など半角文字に変換してくれるのが、『ASC関数』です。
A列の文字の全角をB列のように、半角に変換してくれるのが、ASC関数です。
このASC関数は、あくまでも、「全角」を「半角」に変えるだけです。
なので、漢字やひらがなといった、半角が存在していない場合には、そのまま表示されますし、半角ですでに入力しているものも、そのまま半角で表示されます。
「大文字」を「小文字」に変換するとかは、また別の関数のUPPER関数で算出します。
ASC関数の読み方は「アスキー」です。
カテゴリーとしては、「文字列操作」に所属しています。
ASC関数の引数も確認しておきましょう。
ASC(文字列)
登場する時は、文字が揺らいでいることが多いかと思われます。
使い方自体は、簡単ですが、あまり使いたくない関数ではありますね。