Excel。CHAR関数は、文字コードの文字を表示する関数です。
<CHAR関数>
指定した文字コードに対応する文字を表示してくれるのが、CHAR関数です。
CHAR関数だけで使われることは少ないかもしれませんね。
というのも「A」を「65」と覚えている人は少ないでしょうから、まずは、文字コードをCODE関数で調べて、その数値をつかって、Excel VBAなどでつかったりするわけです。
CHAR関数の読み方は「キャラクター」です。
所属は、「文字列操作」です。
CHAR関数の引数も確認しておきましょう。
CHAR(数値)
引数の数値は文字コードを意味しています。
なお、半角英数はASCIIコードを使用しています。
日本語などの全角文字はJISコードに対応してます。
ただ、この文字コードの割り振りが、ちょっと厄介なんですね。
B2には、
=CHAR(A2)
という数式が設定してあります。
それをオートフィルで数式をコピーしています。
「A B C D…」の文字コードは連番で割り振られているので、Excel VBAなどでは「+1」するようにしてあげれば、A~Zを表示すること自体、簡単に出来るのですが、「ひらがな」などは、「あいうえお」ではなくて、途中に、「ぃ」など、いわゆる半音が設定されているため、単純に「+1」しても対応してくれません。
促音でつかう「っ」や拗音でつかう「ゃ」などをまとめて、割り振ってくれればよかったのですが…。
あとは、UTFコード。すなわち、UNICODEは、JISコードと異なっていますので、注意が必要です。
「あ」はJISコードでは、9250ですが、UNICODEでは、12354です。
ちなみに、UNICODEに対応した、UNICHAR関数とUNICODE関数というのもあります。