10/28/2021

Excel。CHAR関数は、文字コードの文字を表示する関数です。【function: CHAR】

Excel。CHAR関数は、文字コードの文字を表示する関数です。

<CHAR関数>

指定した文字コードに対応する文字を表示してくれるのが、CHAR関数です。


CHAR関数だけで使われることは少ないかもしれませんね。

というのも「A」を「65」と覚えている人は少ないでしょうから、まずは、文字コードをCODE関数で調べて、その数値をつかって、Excel VBAなどでつかったりするわけです。


CHAR関数の読み方は「キャラクター」です。

所属は、「文字列操作」です。

CHAR関数の引数も確認しておきましょう。


CHAR(数値)

引数の数値は文字コードを意味しています。

なお、半角英数はASCIIコードを使用しています。

日本語などの全角文字はJISコードに対応してます。


ただ、この文字コードの割り振りが、ちょっと厄介なんですね。


B2には、

=CHAR(A2)

という数式が設定してあります。

それをオートフィルで数式をコピーしています。


「A B C D…」の文字コードは連番で割り振られているので、Excel VBAなどでは「+1」するようにしてあげれば、A~Zを表示すること自体、簡単に出来るのですが、「ひらがな」などは、「あいうえお」ではなくて、途中に、「ぃ」など、いわゆる半音が設定されているため、単純に「+1」しても対応してくれません。


促音でつかう「っ」や拗音でつかう「ゃ」などをまとめて、割り振ってくれればよかったのですが…。


あとは、UTFコード。すなわち、UNICODEは、JISコードと異なっていますので、注意が必要です。

 


「あ」はJISコードでは、9250ですが、UNICODEでは、12354です。

ちなみに、UNICODEに対応した、UNICHAR関数とUNICODE関数というのもあります。