Excel。範囲選択で文字結合できる、CONCAT関数はとても便利です。
<CONCAT関数>
文字結合できるCONCATENATE関数ですが、ちょっと不便な点がありました。
それは、複数のセルを結合したい時に、範囲選択で手早く結合できないこと。
それを補う形で登場したのが、CONCAT関数です。
E列には、
=CONCAT(B2:D2)
という数式が設定してあります。
その数式をオートフィルで数式をコピーしています。
引数に範囲選択するだけで、文字結合できました。
F列のCONCATENATE関数で同じように算出しようとすると、
=CONCATENATE(B2,C2,D2)
という数式を設定することになります。引数の設定がセルごとに「,」(カンマ)で区切る必要があります。
そのため、セルの数が増えると、手早く文字結合することができません。
このようにCONCAT関数は、CONCATENATE関数よりも、使い勝手がいいようです。
なお、「=CONCATENATE(B2:D2)」とすると、文字結合できないことがわかります。
では、CONCAT関数の基本情報を確認しておきましょう。
CONCAT関数の読み方は「コンキャット」です。
所属は、「文字列操作」です。
CONCAT関数の引数は、
CONCAT(テキスト1,…)