2/25/2022

Excel。範囲選択で文字結合できる、CONCAT関数はとても便利です。【function:CONCAT】

Excel。範囲選択で文字結合できる、CONCAT関数はとても便利です。

<CONCAT関数>

文字結合できるCONCATENATE関数ですが、ちょっと不便な点がありました。

それは、複数のセルを結合したい時に、範囲選択で手早く結合できないこと。


それを補う形で登場したのが、CONCAT関数です。


E列には、

=CONCAT(B2:D2)

という数式が設定してあります。

その数式をオートフィルで数式をコピーしています。

引数に範囲選択するだけで、文字結合できました。


F列のCONCATENATE関数で同じように算出しようとすると、

=CONCATENATE(B2,C2,D2)

という数式を設定することになります。引数の設定がセルごとに「,」(カンマ)で区切る必要があります。

そのため、セルの数が増えると、手早く文字結合することができません。


このようにCONCAT関数は、CONCATENATE関数よりも、使い勝手がいいようです。


なお、「=CONCATENATE(B2:D2)」とすると、文字結合できないことがわかります。


では、CONCAT関数の基本情報を確認しておきましょう。

CONCAT関数の読み方は「コンキャット」です。

所属は、「文字列操作」です。

CONCAT関数の引数は、

CONCAT(テキスト1,…)