6/09/2023

Excel。順位を算出するRANK.EQ関数。離れた範囲も含めた順位を求めたい。【rank】

Excel。順位を算出するRANK.EQ関数。離れた範囲も含めた順位を求めたい。

<RANK.EQ関数>

順位を算出することができる、「RANK.EQ関数」


通常、順位を算出したい場合は、順位の基準となる数値の列を範囲選択するわけですが、離れた飛び地の場合、どのようにしたらいいのでしょうか。

RANK.EQ関数

C2の数式は、

=RANK.EQ(B2,(B5:B9,D5:D9),0)

このように数式を設定すると、算出することができます。


どこが問題なのかというと、2番目の引数である「参照」です。


今回使用するRANK.EQ関数の引数は、

1番目は、数値で、これは、ここで指定した値は、何位なのかを知りたい数値を選択します。

よって、「B2」


2番目が、参照。この参照が全体の範囲です。


3番目が、昇順か降順での順をきめる「順序」です。

点数がいい順での順位を算出したいので、「0」と設定します。


C2には、B2の得点がA4:D9の表内の得点全体の中で、何位なのかを算出したいわけです。

注目は、得点がB5:B9とD5:D9と離れていることです。


離れているところを範囲選択する場合、Ctrlキーをつかって範囲選択をします。

すると、数式には、

B5:B9,D5:D9と「,(カンマ)」で区切られて入力されます。


そうなると、Ctrlキーをつかった離れた範囲選択先が、3番目の引数になってしまうので、エラーが発生します。


SUM関数でも離れたところが範囲だと

=SUM(A1,C1)

と数式を作成しますよね。


そのため、離れた範囲を設定する場合には、2番目の引数は、「()カッコ」で囲ってあげる必要が発生します。


ちょっとしたことですが、離れたところが「,(カンマ)」で区切られることから「()カッコ」が必要なことを知らないと、エラーが発生しますので、ちょっと覚えておくといいかもしれませんね。