12/03/2024

Excel。10単位で注文数をつくるには、CEILING.MATH関数が便利です。【dozen】

Excel。10単位で注文数をつくるには、CEILING.MATH関数が便利です。

<CEILING.MATH関数>

発注する時に、個数ではなくて、注文単位が10個とかダース(12)でしなければならない場合に、イチイチ、必要単位で考えるのは面倒です。


そこで、CEILING.MATH関数をつかうことで、求めることができます。


次の表を用意しましたので、その表を使って説明していきます。

CEILING.MATH関数

B列に在庫数があります。


C列の不足分数は、基本在庫を100として管理しています。

100から在庫数を引いた数が、C列に表示されています。


C2は

=100-B2

という数式が設定しています。


オートフィルで数式をコピーしています。


求めたいのは、D列の発注数です。

本来なら、C列の不足分数を発注したいわけですが、10個ずつでないと注文できないルールになっています。


なので、C2が27と不足数が求められていますが、30で注文する必要があるというわけです。


20では、基本数100になりませんので、30注文する必要があるというわけです。


これを、目視で確認するのは大変です。

まして、ダースだったりすると計算するもの大変です。


そこで、CEILING.MATH関数を使うことをお勧めします。


では、D2にCEILING.MATH関数をつかった数式を設定してみましょう。

=CEILING.MATH(C2,10)

=CEILING.MATH(C2,10)


あとは、オートフィルで数式をコピーします。

これで、発注数を求めることができました。


不足分27が30になっていることが確認できます。

これで、イチイチ考えなくてもいいというわけです。


CEILING.MATH関数は、最初の引数が、数値です。


C2を設定します。


そして、2つ目の引数は、基準値です。


10ずつならば、10。ダースならば12とすればいいという仕組みの関数です。