12/12/2024

Excel。急に印刷することになったので、手早く、エラーを印刷されないようにしたい。【printing】

Excel。急に印刷することになったので、手早く、エラーを印刷されないようにしたい。

<ページ設定と印刷>

次の表があります。

ページ設定と印刷

D2の前年比を算出する数式は、

=C2/B2

と設定しています。


オートフィルで数式をコピーしたわけですが、当然、B3やB5など数値がない場合は、ゼロで除算していますので、#DIV/0!というエラーが表示されています。


個人ベースの資料で、原因が、わかっている場合、そのままでもいいかもしれません。

ただ、もしも、急きょ印刷して、会議資料として使うとなると、IFERROR関数などをつかって、数式を修正する必要があります。


しかしながら、急ぎなわけですね。


そこで、数式を修正しなくても、印刷した時に、エラーを非表示する方法があります。


ファイルタブの印刷でプレビューを確認すると、現状では、#DIV/0!が表示されていますので、印刷されてしまうわけです。


では、ページレイアウトタブの印刷タイトルをクリックして、ページ設定ダイアログボックスを表示します。


シートタブのセルのエラーが「表示する」になっているので「<空白>」や「--」に変更します。


そして、OKボタンをクリックしたら、改めて、印刷プレビューを確認してみましょう。


#DIV/0!だったところが、「--」と表示されていることが確認できます。


このように、本来は、エラーが表示されないように、数式を設定しておくといいのですが、急な印刷という場合には、今回のような方法で、エラー対応することができます。