12/06/2024

Excel。変動率がわかる折れ線グラフをつくるなら、対数目盛をつかいます。【Volatility】

Excel。変動率がわかる折れ線グラフをつくるなら、対数目盛をつかいます。

<折れ線グラフ>

推移を確認するのにつかう折れ線グラフ。


どのぐらい成長しているのかというような、変動率をチェックするにも、折れ線グラフを使うことで、視覚的に確認することができます。


では、下記の表をつかって、通常の折れ線グラフをつくります。

変動率がわかる折れ線グラフ
 

A1:D4を範囲選択して、マーカー付き折れ線グラフをつくります。


グラフタイトルは、説明上グラフを大きく表示したかったので、削除しております。


グラフの外周はわかりやすいように、太い線にしております。


この折れ線グラフだと、推移はよくわかります。どのお店も右肩あがりです。


ただ、どのぐらい成長しているのでしょうか。

どの店舗が一番成長したのでしょうか。


そこで、変動率がわかるグラフに変更していきましょう。


グラフの縦軸をクリックします。


書式タブの「選択対象の書式設定」をクリックします。


軸の書式設定作業ウィンドウが表示されます。

軸のオプションにある


「対数目盛を表示する」にチェックマークをいれます。


すると、折れ線グラフは、変動率の折れ線グラフに変更されました。

変動率がわかる折れ線グラフ

数値としては、横浜店が一番低いのですが、成長の面から見ると、変動率のグラフにすることで、横浜店の成長が良いことがわかります。


業績などの推移だけではなく、変動率の推移も確認することで、違った角度から確認することができます。