Excel。変動率がわかる折れ線グラフをつくるなら、対数目盛をつかいます。
<折れ線グラフ>
推移を確認するのにつかう折れ線グラフ。
どのぐらい成長しているのかというような、変動率をチェックするにも、折れ線グラフを使うことで、視覚的に確認することができます。
では、下記の表をつかって、通常の折れ線グラフをつくります。
A1:D4を範囲選択して、マーカー付き折れ線グラフをつくります。
グラフタイトルは、説明上グラフを大きく表示したかったので、削除しております。
グラフの外周はわかりやすいように、太い線にしております。
この折れ線グラフだと、推移はよくわかります。どのお店も右肩あがりです。
ただ、どのぐらい成長しているのでしょうか。
どの店舗が一番成長したのでしょうか。
そこで、変動率がわかるグラフに変更していきましょう。
グラフの縦軸をクリックします。
書式タブの「選択対象の書式設定」をクリックします。
軸の書式設定作業ウィンドウが表示されます。
軸のオプションにある
「対数目盛を表示する」にチェックマークをいれます。
すると、折れ線グラフは、変動率の折れ線グラフに変更されました。
数値としては、横浜店が一番低いのですが、成長の面から見ると、変動率のグラフにすることで、横浜店の成長が良いことがわかります。
業績などの推移だけではなく、変動率の推移も確認することで、違った角度から確認することができます。