Excel。棒グラフを絵にして表現してみませんか?
絵グラフ
初心者さん向けの講座でも、仕事でつかえるExcel講座なんかでも、グラフの重要性をお話して、グラフの作り方やそれぞれのグラフの見せ方もお話しするのですが、そこで、単なる棒グラフよりも、棒を絵にしたほうが、表現としていい場合があります。作り方は非常に簡単なので、今回は、棒グラフを絵に変更するテクニックをご紹介しましょう。まずは下記の表がありますので、集合横棒を作っていきましょう。
使うデータは、A3:A7とH3:H7を使いますので、範囲選択をして挿入のグラフにある
横棒の集合横棒を選択しましょう。
下記のような横棒グラフが出来ましたね。
グラフを少しアレンジしてみましょう。グラフタイトルを非表示で凡例を下にしましょう。
まずは、グラフタイトルを非常時にしてみます。グラフタイトルをクリックして、DELキーでOKですね。一応メニューでのやり方も紹介しておきましょう。グラフをクリックして、レイアウトタブのグラフタイトルをクリックして、なしを選択してもOKですね。
続いて、凡例を下に移動させましょう。レイアウトタブの凡例をクリックしましょう。
すると、凡例が下に移動しましたね。
さて、いよいよ今回の目的である、この棒グラフを絵グラフに変更していきましょう。
まず、プリンの棒グラフだけを選択します。一度棒グラフをクリックすると棒グラフ全部が選択されますので、再度プリンの棒グラフをクリックしますと、その棒グラフだけを選択することが出来ますね。そうしましたら、レイアウトタブの現在の選択範囲にある選択対象の書式設定をクリックしましょう。
そうすると、データ系列の書式設定ダイアログボックスが表示されます。
塗りつぶしの塗りつぶし(図またはテクスチャ)を選択し、クリップアートをクリックします。今回の絵はクリップアートを使用しますので、クリップアートを選択しますが、もし画像ファイルがあるようでしたら、ファイルボタンをクリックして該当ファイルを選びましょう。
クリップアートをクリックしますと、図の選択ダイアログボックスが表示されますので、検索したい文字を入力して検索ボタンをクリックしましょう。
今回はプリンなので、プリント入力してみます。なお、Office.comのコンテンツを含めるにチェックを付けておきませんと、Office.comを検索しないので、ピックアップされてくる画像数が激減します。なお、インターネットに接続できていないといけません。
さて、検索して画像が見つかりましたら、OKボタンをクリックしましょう。
そうしますと、棒グラフが選択した画像に置き換わりましたが…
プリンの画像が間延びしちゃっていますね。これではイマイチですので、再びデータ要素の書式設定ダイアログボックスを修正していきます。
図の挿入の下に、拡大縮小と積み重ねがありますので、チェックを付けましょう。また、単位は今回500としてみます。
この500は絵一つを500ということで置き換えてくれますので、グラフによって調整しましょう。そうすると、グラフはこうなりますね。
プリンの棒グラフがプリンのクリップアートの絵グラフに変わりましたね。このやり方をケーキからアイスまでやっていきますと、アピールしやすいプレゼンしやすいグラフになりますね。
ただ、ここまでやったんだったら、もうちょっと絵を大きくしたいですよね。再度、棒グラフをクリックして、データ系列の書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
要素の間隔をなしにして、OKボタンをクリックしましょう。
そうしますと、もっと見栄えのいいグラフになりましたね。
必要に応じて、絵グラフに変えてみてはいかがでしょうか?