Excel。適当なデータをランダムで作る方法と値のコピー
RANDBETWEEN関数
仕事柄といいますか、このような文章を作ったりするときに、表に適当な数字を入力して作ることがあります。
下記のような表とかがそうなのですが、
結構入力するのが面倒くさいんですね。皆さんの仕事でも、
つかえることがあるかもしれないので、
今回は、このようなランダムのデータを作る方法をご紹介しましょう。
この内容は、仕事でつかえるExcel講座では、ご紹介することはないのですが、
そこで使用するデータで、よく使っている方法なんですよ。
さて、早速ご紹介をしていきましょう。
今回は、RANDBETWEEN関数を使うと出来るのです。
一度、B2:F10までのデータを削除しておきます。
まず、B2をクリックして、RANDBETWEEN関数のダイアログボックスを表示してみましょう。
使い方は、いたって簡単。
最小値と最大値を入力するだけなんですね。
今回はテストの点数をランダムで作りたいので、
まぁ、40点~満点の100点までの数で作っていくとしたら、
最小値は40
最大値は100
と入力して、OKボタンをクリックしましょう。そうすると、今回は、58と表示されましたね。
この数式をオートフィルを使って、下方向にコピーしていきましょう。
最終的に、F10まで数式をコピーしていきましょう。
さて、ランダムデータが出来ましたが、B2の値が???
58から84に変わっちゃいましたね。オートフィルでコピーしたら、変わっちゃいましたね。
まぁ別に困りませんので、いいんですが、ビックリしますよね。
ただ、このままでもいいのですが、ちょっとした時にデータが変わってしまうと、
このような文章とか資料やExcel講座では、困ってしまうので、
このデータで固定したいと思います。
数式を値に変えるには、コピーして値で貼り付ける。をすればいいわけですね。
では、こちらもやってみましょう。
まず、B2:F10を範囲選択しましょう。
コピーボタンをクリックして、そのまま、すぐに、貼り付けボタンの▼をクリックして、
アイコンから選択するのもいいのですが、分かりにくいので、
【形式を選択して貼り付け】を選択すると、
形式を選択して貼り付けダイアログボックスが表示されてきます。
貼り付けの値をチェックして、OKボタンをクリックしましょう。
では、確認してみましょう。B2をクリックして数式バーを確認してみると、
そのままの数が入っていますよね。
こうすれば、数式の結果が、直接数値にかわりますので、
数式の結果に左右されることなく固定することができますね。
コピー&値の貼り付けは、ビジネスシーンでは有効なテクニックですので、
覚えておくといいですよね。