11/14/2014

Excel。ROUND関数。仕事でよく使うExcel関数 第10位 四捨五入で活躍します。


Excel。ROUND関数。仕事でよく使うExcel関数 第10位 
四捨五入で活躍します。

ROUND関数


MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、

「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」

という企画した結果の「Excel関数」をランキングが発表されまして、


  1. SUM関数
  2. VLOOKUP関数
  3. IF関数
  4. COUNTIF関数
  5. AVERAGE関数
  6. SUMIF関数
  7. SUMIFS関数
  8. IFERROR関数
  9. COUNTA関数
  10. ROUND関数

だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。

ということで、今回は第10位のROUND関数を改めてご紹介しましょう。
確かに、ROUND関数も、仕事でよく使う関数の1つですよね。
このROUND関数は、
企業研修でも、マンツーマンでも、職業訓練でも必ずご紹介する関数でもあります。

さて、このROUND関数はどんな動きをするのかというと、【四捨五入】ですね。
仲間に、切り上げのROUNDUP関数。切り捨てのROUNDDOWN関数がありますね。

では、このROUND関数の作り方を見ていくことにしましょう。
下記の表があります。

B3に30。C3に11と入力として、D3には、B3÷C3の数式である =B3/C3が設定されています。
よってD3には、2.727272727という結果が算出されました。

このD3の値を、小数点第2位まで表示するようにして、四捨五入をしたいとした場合に、
登場するのが今回のROUND関数になります。

では、E3にROUND関数のダイアログボックスを表示しましょう。

まず数値ですが、これは、D3ですね。
そして、問題になるのが、この桁数。
この桁数は、切り上げのROUNDUP関数。切り捨てのROUNDDOWN関数でも、
同じように考えちゃうところですね。

この桁数は、小数点第何位まで表示させますか?と考えるとわかりやすいかもしれませんね。
今回は小数点第2位まで表示したいわけです。

ですから、小数点第3位を四捨五入するわけですね。

よって、小数点第3位は、2.727の7ですから、繰り上がって、
2.73という結果が算出されるわけですね。

では、今度は一の位を四捨五入したい場合はどうしたらいいでしょうか?
下記の表があります。

結果のE3をご覧ください。2730と一の位が繰り上がって、2727が2730になっていますよね。

このような場合の桁数はというと、

桁数には-1が入力されていますね。一の位や十の位などを四捨五入する場合には、
このようになります。

よって、E3には、=ROUND(D3,-1) という計算式が設定されています。

さて、この桁数を、どうだっけかなぁ~と悩むぐらいならば、取りあえず、
数値を入れて結果を見て修正をしたほうが、絶対に速いですね。

Excelは、悩むぐらいなら、手を動かしてみようとよく、お話します。
今回の桁数は、その例のひとつですね。

なお、数値には直接、計算式を設定してもOKですね。

数値には B4/C4と入力すれば、そのまま算出することもできますね。
数式は、=ROUND(B4/C4,-1) となっていますね。