Excel。ROUND関数。仕事でよく使うExcel関数 第10位
四捨五入で活躍します。
ROUND関数
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、
「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」
という企画した結果の「Excel関数」をランキングが発表されまして、- SUM関数
- VLOOKUP関数
- IF関数
- COUNTIF関数
- AVERAGE関数
- SUMIF関数
- SUMIFS関数
- IFERROR関数
- COUNTA関数
- ROUND関数
だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。
ということで、今回は第10位のROUND関数を改めてご紹介しましょう。
確かに、ROUND関数も、仕事でよく使う関数の1つですよね。
このROUND関数は、
企業研修でも、マンツーマンでも、職業訓練でも必ずご紹介する関数でもあります。
さて、このROUND関数はどんな動きをするのかというと、【四捨五入】ですね。
仲間に、切り上げのROUNDUP関数。切り捨てのROUNDDOWN関数がありますね。
では、このROUND関数の作り方を見ていくことにしましょう。
下記の表があります。
B3に30。C3に11と入力として、D3には、B3÷C3の数式である =B3/C3が設定されています。
よってD3には、2.727272727という結果が算出されました。
このD3の値を、小数点第2位まで表示するようにして、四捨五入をしたいとした場合に、
登場するのが今回のROUND関数になります。
では、E3にROUND関数のダイアログボックスを表示しましょう。
まず数値ですが、これは、D3ですね。
そして、問題になるのが、この桁数。
この桁数は、切り上げのROUNDUP関数。切り捨てのROUNDDOWN関数でも、
同じように考えちゃうところですね。
この桁数は、小数点第何位まで表示させますか?と考えるとわかりやすいかもしれませんね。
今回は小数点第2位まで表示したいわけです。
ですから、小数点第3位を四捨五入するわけですね。
よって、小数点第3位は、2.727の7ですから、繰り上がって、
2.73という結果が算出されるわけですね。
では、今度は一の位を四捨五入したい場合はどうしたらいいでしょうか?
下記の表があります。
結果のE3をご覧ください。2730と一の位が繰り上がって、2727が2730になっていますよね。
このような場合の桁数はというと、
桁数には-1が入力されていますね。一の位や十の位などを四捨五入する場合には、
このようになります。
よって、E3には、=ROUND(D3,-1) という計算式が設定されています。
さて、この桁数を、どうだっけかなぁ~と悩むぐらいならば、取りあえず、
数値を入れて結果を見て修正をしたほうが、絶対に速いですね。
Excelは、悩むぐらいなら、手を動かしてみようとよく、お話します。
今回の桁数は、その例のひとつですね。
なお、数値には直接、計算式を設定してもOKですね。
数値には B4/C4と入力すれば、そのまま算出することもできますね。
数式は、=ROUND(B4/C4,-1) となっていますね。