Excel。COUNTA関数。仕事でよく使うExcel関数 第9位
データの個数を数えます。
COUNTA関数
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の「Excel関数」をランキングが発表されまして、1.SUM関数
2.VLOOKUP関数
3.IF関数
4.COUNTIF関数
5.AVERAGE関数
5.SUMIF関数
7.SUMIFS関数
8.IFERROR関数
9.COUNTA関数
10.ROUND関数
だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。
ということで、今回は第9位のCOUNTA関数を改めてご紹介しましょう。
確かに今回のCOUNTA関数。そうそう、この関数の読み方大丈夫ですか?
「カウントエー関数」ですよ。
間違っても「カウンタ関数」なんて読みませんように。
ちなみにこのCOUNTA関数。
企業研修でも、マンツーマンでも、職業訓練でも必ずご紹介する関数でもあります。
初心者さん向きの関数ですが、
このCOUNTA関数も、お仕事で確かによく使っているだろうな~と思います。
さて、オートSUMボタンにある、数値の個数の関数である、COUNT関数がランキングしないで、COUNTA関数がランキングに入ってきたのは、おおよそ推理はできますよね。
それでは、改めて、COUNT関数とCOUNTA関数の違いを下記の表を使って確認してみましょう。
このような店舗一覧がありまして、F2に店舗数を算出したいわけですね。
見てすぐに、10店舗とは言わないでいただきたいところですが…
それでは、F2をクリックして、
オートSUMボタンの中の数値の個数を使って算出してみたいと思います。
普通この手の場合は、C列の店舗名を範囲選択することが多いと思いますので、
範囲は、C3:C12にしてみましょう。
すると、F2の結果は…ゼロ?!
なんでこうなったのかといいますと、このCOUNT関数。数値の個数というように、
数値だけしか数えてくれないんですね。
今回は文字のデータがC3:C12まではいっていたので算出した結果が
ゼロになってしまったんですね。
では、範囲をB3:B12に変えてみましょう。
F2の数式は、=COUNT(B3:B12)。
するとF2の結果は、10と算出されましたね。B列は数値が入っているからです。
では、今度はF2にCOUNTA関数を設定してみましょう。
COUNTA関数のダイアログボックスを表示しましょう。
値1にはC3:C12を設定すると、10と算出されましたね。
F2の数式は、=COUNTA(C3:C12) となっています。
今回のCOUNTA関数は、セルにデータがあれば数えてくれるので、
数値でも文字でも数える対象となるわけです。
日頃の業務で数値がないデータを数えることは多いと思われますので、
COUNT関数だけでなくCOUNTA関数も覚えておくといいですよね。
なお、COUNTA関数のダイアログボックスを表示して作るよりも、
COUNT関数をオートSUMボタンで作ってから、
COUNTのTのあとにAと入力したほうが簡単だと思います。