Excel。SUMIF関数。仕事でよく使うExcel関数 第5位タイ
条件付での合計を求める。
SUMIF関数
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の「Excel関数」をランキングが発表されまして、- SUM関数
- VLOOKUP関数
- IF関数
- COUNTIF関数
- AVERAGE関数
- SUMIF関数
- SUMIFS関数
- IFERROR関数
- COUNTA関数
- ROUND関数
だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。
ということで、今回は第5位タイのSUMIF関数を改めてご紹介しましょう。
前回ご紹介した第7位のSUMIFS関数は、複数条件での合計値を算出する関数でしたが、
今回のSUMIF関数は、シングル条件の合計値を算出する関数ですね。
これの関数は、初心者さんの講座はもちろんのこと、
職業訓練・企業研修にマンツーマン講座でも必ずご紹介する関数です。
また、ランキングも5位タイということで、
現場レベルでもよく使われている関数という事は間違いないと思いますので、
是非覚えておきましょう。
さて、このSUMIF関数は、SUMIFS関数よりも作るときに、【?】しやすい関数なので、
以前ご紹介しておりますが、ここで改めてご紹介していきたいと思います。
では、下記の表があります。
今回は、H3に支店が東京の合計金額を算出させてみましょう。
H3をクリックして、SUMIF関数のダイアログボックスを表示しましょう。
まず、範囲ですが、これが、鬼門というか、厄介なんですよね。
漠然と”範囲”なんていわれてもね。
どこを範囲選択すればいいんですか?とよく質問があります。
この範囲は、その次で設定する検索条件が入っているデータ範囲、列ということになります。
今回の検索条件は、支店が東京ということですから、範囲は支店の列が該当します。
ということで、
範囲には、
B3:B21
と入力しましょう。前回もご紹介しましたが、データが大きな場合には、
ctrl+shift+↓
で範囲選択できるショートカットですので、覚えておくと便利ですね。
次は、検索条件ですね。先ほど書いちゃいましたが、
ここには、検索したいキーワードになりますので、今回は東京の合計金額なので、
検索条件には
“東京”と入力します。
そして、最後の合計範囲ですが、何を合計したいのか?ということになりますので、
売上金額の列ということになりますね。
ですので、合計範囲には、
F3:F21
を入力しましょう。
あとは、OKボタンをクリックして完成ですね。
H3の数式は、
=SUMIF(B3:B21,"東京",F3:F21)
となっていますね。
SUMIF関数は、関数を勉強する中でも序盤に登場しますので、苦手な方は、
確認するとお仕事で役に立つと思いますよ。