Excel。AVERAGE関数。
仕事でよく使うExcel関数 第5位タイ 平均を求める。
AVERAGE関数
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の
「Excel関数」をランキングが発表されまして、
- SUM関数
- VLOOKUP関数
- IF関数
- COUNTIF関数
- AVERAGE関数
- SUMIF関数
- SUMIFS関数
- IFERROR関数
- COUNTA関数
- ROUND関数
だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。
ということで、今回は第5位タイのAVERAGE関数を改めてご紹介しましょう。
私の講座の場合、職業訓練でも初心者さん対象の講座でもマンツーマンでも企業研修でも、
SUM関数の次に紹介することになるのが、今回のAVERAGE関数。
オートSUMボタンの▼の中でも合計に次いで、よく使われていると思いますが、
5位ですか…意外ですね。
さて、使い方はいたって簡単ですので、確認していきましょう。
なお、今回はオートSUMボタンの▼の中のAVERAGE関数で紹介していきます。
下記のような表があります。
B9に合計が算出されていて、B10に平均値を求めるという表ですね。
では、B10をクリックしておきましょう。
関数挿入ダイアログボックスを使ってもいいですか、頻繁につかうので、
ボタンになっていますので、オートSUMボタンの▼をクリックして、その中から、
平均を選択しましょう。
そうすると、AVERAGE関数が出てきて、平均を算出する範囲を自動的に選択します。
さて、このExcelが設定してきた範囲のままでOKでしょうか?残念ながら、
これでは、ダメですよね。
合計が加わってしまっています。
ですので、だいたい、AVERAGE関数を使う表計算の場合、
合計が【邪魔】をしているケースがあると思われますので、
こういう場合は、自分で範囲選択をやり直す必要がありますので、
B3:B8を範囲選択し直しましょう。
B10には55と算出されましたね。数式は、
=AVERAGE(B3:B8)
このようにして、平均値を算出することが出来ます。
ただ、平均値というのは、曲者でして、今回の場合も該当しますが、
内藤さんから上野さんまでのデータを平均値で算出していいのでしょうか?
というのも、内藤さんと上野さんのお二人で、全体の数字を押し上げてしまっていますよね。
見た感じ平均値55というのは、なんかしっくりきませんよね。
そこで、紹介しておきたいのが、中央値という算出方法です。
使う関数は、
MEDIAN関数。
これが中央値を算出する関数です。
B11をクリックして、数値1に、B3:B8を入力してOKボタンを押しましょう。
すると、中央値は36と算出されましたね。
こっちのほうが、今回のデータだとしっくりきますね。
AVERAGE関数だけではもったいないので、MEDIAN関数も覚えておくといいですよね。