Excel。IF関数。仕事でよく使うExcel関数 第3位
条件分岐からエラー対応まで
IF関数
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の
「Excel関数」をランキングが発表されまして、
- SUM関数
- VLOOKUP関数
- IF関数
- COUNTIF関数
- AVERAGE関数
- SUMIF関数
- SUMIFS関数
- IFERROR関数
- COUNTA関数
- ROUND関数
だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。
ということで、今回は第3位のIF関数を改めてご紹介しましょう。
IF関数。今回のランキングで堂々の3位。納得がいく結果でしょうね。
IF関数は、○×の判定でも使いますし、3分岐でも使いますし、エラーを防ぐためにも使いますし、
IF関数を知っている・お仕事現場で使っているというのは、間違いないでしょうね。
私も、企業研修さんや新人研修に、職業訓練、
さらには、マンツーマン研修でもオートSUMボタンの関数をご紹介した後に、
必ず紹介する関数ですね。
このIF関数がわかるのが、関数の初心者における一定の到達ポイントだと思います。
さて、今回は、べたべたな○と空白という判定を紹介していきます。
以前このBLOG内でIF関数の様々なことを書いておりますので、見ていただければ幸いです。
では、下記の表があります。
C列の平均以上にそれぞれの売上金額がB10の平均値以上だったら○。
そうでなかったら空白と判断する数式を作っていくことにしましょう。
それでは、早速、作っていくことにしましょう。
C3をクリックして、IF関数のダイアログボックスを表示しましょう。
まず、最初の【論理式】。論理式という言葉は、日ごろ滅多に使いませんよね。
こういうところが、初心者さんが苦手になる一つのファクターだと思いますね。
関数の多くは、このようにわかりにくくなっていますので、ご自身でわかりやすい言葉に、
頭の中で置き換えてみるといいでしょう。
IF関数の【論理式】は、質問文というように置き換えてみるといいと思います。
今回は、内藤さんの売上金額。つまりB3がB10の平均値以上ですか?
という数式になりますので、論理式は、
B3>=$B$10
以上というのをExcelで表現するのは>=ですね。
さらにB10は数式を下方向にオートフィルを使ってコピーしますので、
絶対参照を設定しておきましょう。
絶対参照に設定するには、F4キーを押すと$マークがつきますね。
次の真の場合ですが、ここには、○を入力しましょう。真の場合というのは、
YESというわけですね。
最後の偽の場合は、空白ですので、空白を表現する””(ダブルコーテーション×2)でOKですね。
偽の場合というのは、Noというわけですね。
あとは、OKボタンをクリックすると完成ですね。
IF関数が苦手な方は、まず、フローを作っていくといいでしょう。
あとは、どんどん練習あるのみです。