12/14/2014

Excel。SUM関数。仕事でよく使うExcel関数 第1位 和を算出する関数


Excel。SUM関数。仕事でよく使うExcel関数 第1位 
和を算出する関数

SUM関数

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、
「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の
「Excel関数」をランキングが発表されまして、


  1. SUM関数
  2. VLOOKUP関数
  3. IF関数
  4. COUNTIF関数
  5. AVERAGE関数
  6. SUMIF関数
  7. SUMIFS関数
  8. IFERROR関数
  9. COUNTA関数
  10. ROUND関数

だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。

ということで、今回は第1位のSUM関数を改めてご紹介しましょう。

SUM関数が第一位というのは、誰もが納得するところでしょうね。
最初に勉強する関数の代表ですし、オートSUMボタンをクリックすれば、
すぐに総和を算出してくれる関数ですね。

初心者さんの講座はもちろんのこと、職業訓練においても、
まずはこのSUM関数からご紹介をしております。

今回は当たり前すぎるかもしれませんが、オートSUMボタンを使って、
SUM関数の数式を作っていく方法をご紹介していきましょう。下記のような表があります。

B列の売上金額の合計値をB9に算出してみましょう。
まずは、オートSUMボタンをクリックしましょう。

一応、ショートカットもありますが、
Alt + Shift + = ってかなり面倒なので、

ここは素直にオートSUMボタンをクリックするほうがいいかと思います。
さて、オートSUMボタンをクリックしますと、

=SUM(B3:B8)と数式が表示され、なお、計算範囲が点滅しておりますが、
これは、Excelで判断した範囲を選択していますので、この点滅している範囲でよろしければ、
Enterキーを押して、SUM関数の数式が完成します。

B9には227と表示されました。数式はというと、

=SUM(B3:B8)

さて、以前もご紹介したことがありますが、なぜ、普通に
=B3+B4+B5+B6+B7+B8とせず、SUM関数を使うのでしょうか?
確かにミスが減る。面倒ではないということも当然ありますが、
下記のような場合はどう計算されるのでしょうか?

B9には、SUM関数ではなく、単純な計算式。=B3+B4+B5+B6+B7+B8で計算します。
そして、大崎さんは、人事異動になり、売上金額がたっていません。
それでは、この結果は…なんと、エラーになってしまいました。

この#VALUE!というエラーは、文字が混在していて計算できないよというエラーです。
ところが、これをSUM関数を使って算出してみると、どうなるのか?早速やってみましょう。
B9をいったん削除して、オートSUMボタンをクリックしてみましょう。
範囲はB3:B8にしてEnterキーを押すと…なんと今度は算出してくれましたね。

SUM関数は範囲内の数値のみを使って算出するようになっています。
ですから、人事異動という文字を除いて算出してくれたわけです。
このことからも、現場レベルでは、単純に和算をするのではなく、
SUM関数を使うことをお勧めします。