Excel。折れ線グラフでランキング推移グラフ作る時のポイント
折れ線グラフ
年の瀬になりますと、音楽番組とかで、この曲のリリースされてからのランキング推移を表すグラフが登場しますよね。
第1週が1位で第2週が5位で第3週が3位で第4週は12位…というグラフのことですが、
このようなグラフを作りたいけど、うまくいかないので、教えてほしいと先日ご質問がありましたので、
今回は、折れ線グラフを使ってランキング推移グラフをご紹介しようと思います。
実は、普通に折れ線グラフを作ると、出来ないので、
ちょっとしたポイントを知っておくといいというケースです。
マンツーマンの講座などの実務実践向け講座では、ご紹介しております。
さて、下記のような表があります。
第1週から第5週までのランキングがC列にある表です。
この表を基にして、マーカー付き折れ線グラフを作っていきます。
B2:C7を範囲選択して、挿入タブの折れ線グラフからマーカー付き折れ線グラフを選択しましょう。
すると、マーカー付折れ線グラフが挿入されてきますが、これでは、完成イメージと異なると思います。
イメージとしては、縦軸が逆になっていてくれないと困るわけですよね。
Excelのグラフは基本的に数値の大きいほうが上になります。
ですので、まずは、このグラフを反転させてみましょう。
縦軸をダブルクリックあるいは、
レイアウトタブか書式タブの現在の範囲にある縦(値)軸を選んで、
選択対処の書式設定をクリックしましょう。
そうすると、軸の書式設定ダイアログボックスが表示されますので、
まずは、軸を反転するにチェックをつけてみましょう。
グラフが反転しましたね。ただ、これでは横軸も上に上がってしまいましたので、
横軸は最初のように下に移動させたいですよね。
では、もう一度、軸の書式設定ダイアログボックスを表示させてみましょう。
横軸との交点を【軸の最大値】にチェックをつけてみると、
イメージのようなグラフになってきましたね。ただもうちょっと、
グラフをクリンアップしてみましょう。
まずは、凡例を削除して、そして、順位がゼロから始まっていますので、
やはりランキングなので、1位から表示したいので、それもやってみましょう。
さらに、ゼロ~2~4と目盛間隔が2ずつになっていますので、これも1ずつにしてみましょう。
凡例は、クリックして、DELボタンで削除できます。
そして、再び、軸の書式設定ダイアログボックスを表示させてます。
最小値を固定にチェックをして1と入力。
目盛間隔を固定にチェックをして1と入力。
すると、完成ですね。
このように処理をすると、ランキング推移グラフを作ることが出来ますので、
機会がありましたら、挑戦してみましょう。