12/21/2014

Excel。COUNTIF関数。プラスアルファその2 入力規則Excel関数 第4位 


Excel。COUNTIF関数。プラスアルファその2 
入力規則Excel関数 第4位 

COUNTIF関数と入力規則

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、
「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の「Excel関数」を
ランキングが発表されまして、


  1. SUM関数
  2. VLOOKUP関数
  3. IF関数
  4. COUNTIF関数
  5. AVERAGE関数
  6. SUMIF関数
  7. SUMIFS関数
  8. IFERROR関数
  9. COUNTA関数
  10. ROUND関数

だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。

ということで、
今回は第4位のCOUNTIF関数にユーザー定義書式を使ってみたらという
プラスアルファ編を前回やったのですが、

最後に入力規則を使うといいよねと書いたところ、「教えてぇ~」とリクエストがありましたので、
今回は前回の続きということでプラスアルファその2として、こういうところに、
入力規則を使ってみるといいというご紹介です。

まず下記の表があります。

H2には、名古屋の件数と表示はされていますが、
ユーザー定義書式を使用して表示形式をかえていますので、
H2の値そのものは、名古屋と入力されており、
H3には、COUNTIF関数の数式が設定しております。

ちなみに、数式は、=COUNTIF(B3:B21,H2) です。

さて、今回紹介する入力規則。そしてその中でも今回はリストを使っていくのですが、
どこで使うのかというと、H2で使っていきます。

東京の件数を名古屋の件数で算出したいとした場合、
そもそも、数式を修正しなければならないわけです。

=COUNTIF(B3:B21,”東京”) を=COUNTIF(B3:B21,”名古屋”)

いちいち修正すると、ミスを起こしたりすることもあるので、
H2をユーザー定義書式を使えば、数式を修正する必要はなくなるというのが、
前回のプラスアルファ。

今回は、そのH2に東京や名古屋と入力すると面倒なので、リストから選択するようにすると、
もっと効率がアップすることが出来ます。

それでは、H2のデータを削除しておきましょう。
そして、データタブのデータの入力規則をクリックしましょう。

すると、データの入力規則ダイアログボックスが表示されてきますので、

入力値の種類は、リストを選択します。
次に、元の値ですが、今回は、件数が少ないので、手で入力する方法を採用しました。
元の値には、東京,名古屋,横浜,大阪
と入力してあります。それぞれの区切りは、半角のカンマですので、注意してください。
これで、OKボタンをクリックしましょう。

すると、H2に▼が表示されてきましたので、▼をクリックしてみると、

リストで表示されるようになりました、ここから、例えば大阪を選択すると、
大阪の件数を算出するようになりました。

このように入力規則を使っていくと、様々なビジネスシーンで使えるようになります。
また、企業研修や職業訓練でもご紹介しております。