Excel。COUNTIF関数。プラスアルファその2
入力規則Excel関数 第4位
COUNTIF関数と入力規則
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を主宰しているオデッセイさんが、「仕事でよく使うExcel関数は? つぶやき大募集」という企画した結果の「Excel関数」を
ランキングが発表されまして、
- SUM関数
- VLOOKUP関数
- IF関数
- COUNTIF関数
- AVERAGE関数
- SUMIF関数
- SUMIFS関数
- IFERROR関数
- COUNTA関数
- ROUND関数
だそうです。
ランキング外ですが、
このほか「DATEDIF関数」「RATE関数」「COLUMN関数」などもはいっていたそうです。
ということで、
今回は第4位のCOUNTIF関数にユーザー定義書式を使ってみたらという
プラスアルファ編を前回やったのですが、
最後に入力規則を使うといいよねと書いたところ、「教えてぇ~」とリクエストがありましたので、
今回は前回の続きということでプラスアルファその2として、こういうところに、
入力規則を使ってみるといいというご紹介です。
まず下記の表があります。
H2には、名古屋の件数と表示はされていますが、
ユーザー定義書式を使用して表示形式をかえていますので、
H2の値そのものは、名古屋と入力されており、
H3には、COUNTIF関数の数式が設定しております。
ちなみに、数式は、=COUNTIF(B3:B21,H2) です。
さて、今回紹介する入力規則。そしてその中でも今回はリストを使っていくのですが、
どこで使うのかというと、H2で使っていきます。
東京の件数を名古屋の件数で算出したいとした場合、
そもそも、数式を修正しなければならないわけです。
=COUNTIF(B3:B21,”東京”) を=COUNTIF(B3:B21,”名古屋”)
いちいち修正すると、ミスを起こしたりすることもあるので、
H2をユーザー定義書式を使えば、数式を修正する必要はなくなるというのが、
前回のプラスアルファ。
今回は、そのH2に東京や名古屋と入力すると面倒なので、リストから選択するようにすると、
もっと効率がアップすることが出来ます。
それでは、H2のデータを削除しておきましょう。
そして、データタブのデータの入力規則をクリックしましょう。
すると、データの入力規則ダイアログボックスが表示されてきますので、
入力値の種類は、リストを選択します。
次に、元の値ですが、今回は、件数が少ないので、手で入力する方法を採用しました。
元の値には、東京,名古屋,横浜,大阪
と入力してあります。それぞれの区切りは、半角のカンマですので、注意してください。
これで、OKボタンをクリックしましょう。
すると、H2に▼が表示されてきましたので、▼をクリックしてみると、
リストで表示されるようになりました、ここから、例えば大阪を選択すると、
大阪の件数を算出するようになりました。
このように入力規則を使っていくと、様々なビジネスシーンで使えるようになります。
また、企業研修や職業訓練でもご紹介しております。