Excel。ピボットテーブルで値に三桁区切りカンマと平均を求めてみたい
<ピボットテーブル>
前回ピボットテーブルの基本的な使い方として、クロス集計表を作ってみましたが、
三桁区切りのカンマが設定されていなかったり、合計じゃなくて、
平均を知りたいって場合はどうしたらいいのかを説明していきます。
簡単ですが、ピボットテーブルを作っただけでは資料としてはいただけませんので、
最低限でも三桁区切りのカンマぐらいは設定しておきたいものです。
まず、このような大きなデータをピボットテーブルを使ってクロス集計表にしました。
行ラベルに店舗名で、列ラベルには、商品名、値には売上金額でしたね。
この集計されたデータには、三桁区切りのカンマがありませんので、
設定しましょうということをやっていきます。
確かに通常通りに、範囲選択をして三桁区切りのカンマを設定してもOKなのですが、
表が大きい時など、範囲選択だと大変という時もありますので、
値の数値内のセルをアクティブにしておきます。
ピボットテーブルのオプションタブにある、
アクティブなフィールドが【合計/売上金額】になっていることを確認したら、
フィールドの設定ボタンをクリックしましょう。
値フィールドの設定ダイアログボックスが表示されてきますので、
表示形式のボタンをクリックします。
セルの書式設定ダイアログボックスが表示されます。
通常のセルの書式設定ダイアログボックスと異なり、表示形式しかありませんが、
この表示形式の分類を【数値】にして、桁区切りを使用するに、チェックマークをいれます。
そして、OKボタンをクリックします。
値フィールドの設定ダイアログボックスに戻りますので、改めてOKボタンをクリックしましょう。
すると、三桁区切りのカンマが設定されたのが確認できますね。
では、続いて、今算出されている数値は、合計金額ですが、
平均値を求めたい場合はどうしたいいでしょうか?というのが次の質問。
これも、簡単に合計から平均へと変えることができますよ。
また、値のセル。たとえばB5とかをクリックしておきましょう。
ピボットテーブルツールのオプションタブにある集計方法をクリックして、
合計にチェックマークがついているので、合計をしているわけです。
この一覧にある平均をクリックしてみましょう。
こうすることで、アッという間に、算出方法が合計から平均へとかわり、
平均で算出された値が表示されたわけです。
次回は、各店舗ごとの構成比(シェア)をピボットテーブルを使って算出してみます。