9/12/2015

Excel。Conditional_formatting 。条件付き書式のデータバーで横棒グラフを作ってみる


Excel。条件付き書式のデータバーで横棒グラフを作ってみる

条件付き書式

以前もご紹介したことがあるのですが、条件付き書式のデータバーについて、
最近よくご質問がありまして、それは、条件付き書式のデータバーを使うと、
数値とデータバーが重なってしまって、わかりにくいので、
数値のとなりのセルにデータバーだけを表示するとかできないかなぁ~というもの。

では、下記の表があります。

このB列の金額にデータバーを設定してみましょう。

B2:B9まで範囲選択をして、条件付き書式のデータバーを選択しましょう。

今回は、オレンジのデータバーで設定してみると、

確かに、数値とデータバーが重なってしまって見にくいですよね。

リクエストとしては、下記のようにしたいわけです。

確かに、数値の隣のセルに棒グラフのようにデータバーが表示されると、
重なっているよりもわかりやすいですよね。

では、F列のようにするにはどのようにしたらいいのか?という方法をご紹介していきましょう。

B列に設定されている条件付き書式をクリアして、B列の右に一列挿入してきます。

まずは、C列にB列のセル参照を作成してきますので、C2に
=B2
と入力して、オートフィルハンドルを使って数式をコピーしていきます。

セル参照された数値が表示されていますね。

まずは、このC2:C9に先ほどと同様に条件付き書式のデータバーを設定していきますので、
条件付き書式をクリックして、データバーから、お好きなものを選択しましょう。

今回は先程と同様に、オレンジのデータバーで設定してみたいと思います。

まずは、条件付き書式のデータバーが設定されました。
そしてここから、数値を表示しないようにします。表示しないようにするので、
表示形式を使う訳ではありません。条件付き書式のルールの編集を行っていきます。

では、C2:C9を選択して、条件付き書式をクリックして、ルールの管理をクリックしましょう。

すると、条件付き書式ルールの管理ダイアログボックスが表示されてきますので、
変更したい条件付き書式を選択して、ルールの編集ボタンをクリックしましょう。

ルールの編集ボタンをクリックしますと、
書式ルールの編集ダイアログボックスが表示されていきますので、
ルールの内容を編集してくださいの中にある、【棒のみ表示】にチェックマークを入れましょう。

あとは、OKボタンをクリックして、
条件付き書式ルールの管理ダイアログボックスに戻りますので、
ここもOKボタンをクリックしてみると、

ちゃんと、リクエスト通り、
数値の隣に横棒グラフのようにデータバーを表示することが出来ましたね。

このように条件付き書式を使ってみるというのも如何でしょうか。