Excel。ピボットテーブルを使うと瞬間芸で構成比を算出出来ちゃいます。
<ピボットテーブル>
ピボットテーブルを使うと、簡単に集計できますよ。
簡単にクロス集計が算出出来ますとかまでは、よくテキストなどに書かれておりますが、
実は、構成比も瞬間芸?
というぐらい簡単に算出することが出来てしまうことが意外と知られていないので、
今回はそれをご紹介します。
まずは、下記の大きなデータをピボットテーブルを使って算出させました。
そして、この集計表を使って、構成比を算出していきます。
列ラベルから商品名を削除して、
行ラベルが店舗名で値には合計/売上金額の表を作成しましょう。
そうしましたら、再度、フィールドリストから売上金額を値ボックスに移動します。
合計/売上金額の隣に合計/売上金額2が登場しました。
この合計/売上金額2を構成比に変えていくわけです。
合計/売上金額2のデータのセルをアクティブにしておきましょう。
ピボットテーブルツールのオプションタブにある計算の種類をクリックして、
その中にある、【列集計に対する比率】を選択しましょう。
ピボットテーブルはどうなったでしょうか?
なんと、これだけで、構成比が算出出来ちゃいました。
構成比といえば、Excelでは絶対参照を使って算出しなければいけないとか、
どっちからどっちを除算するのか?と考えてしまったりすることがあるのですが、
ピボットテーブルは、選んで終了なんですね。
あまりにも、あっけないので、本当に合っているのか?
と疑心暗鬼になる方もいらっしゃいますので、
6,884,650を31,164,850で除算してみましょう。
ちゃんと22.09%になるはずです。
あとは、C3の見出しが合計/売上金額2となっていますので、これを構成比に変えていきます。
直接入力しなおしてもいいのですが、ちゃんと修正していきましょう。
ピボットテーブルツールのオプションタブにある、アクティブなフィールドが、
合計/売上金額2となっていますので、ここを、【構成比】と入力しなおしましょう。
これで、構成比が完成しましたね。
どうしても、疑心暗鬼の方は、
ピボットグラフで円グラフを作ってみて確認してみてはどうでしょうか?
ピボットテーブル内のセルをアクティブにしておいて、
ピボットテーブルツールのピボットグラフをクリックします。
グラフの挿入ダイアログボックスが表示されますので、
2-Dの円グラフを選択してOKボタンをクリックしましょう。
円グラフが挿入されましたら、グラフのレイアウトのレイアウト1をクリックしましょう。
レイアウト1が適用されてパーセントが表示されましたね。構成比。
やっぱりあっているのが確認できましたね。