PowerPoint。03回。全体的なストーリー構成を考えてみよう。
<大まかなスライド構成>
PowerPointを使った講義のなかで、お題を提供して作ってみよう!とやったりしていくと、プレゼンテーションのスライドを作成の段階で、経験の浅い方から、
どうやって、ストーリーを構成させたらいいでしょうか?ということを耳にします。
ケースバイケースだとは思いますが、
大きなところから細かい所に話を進めていくようにするといいように考えられます。
というのも、最初に細部にわたることからスタートするとなかなか、
全体像がつかめにくいので、いかに、
オーディエンスに伝わるのか?理解してもらえるのか?
ということを考えると、全体をイメージしてもらうようにするのは、
割かし悪くない方法だと思います。
演出方法は色々ありますが、スタンダードなパターンを講義ではご紹介しております。
表紙:
表紙ですね。何のお話をするのかって事ですね。イントロ:
本題に入る前のスライドで、例えば自己紹介だったり、枕って感じですね。要点:
これから話すことですね。結論と被ってもOKですね。これを伝えたいわけですね。理由:
なせ今回のプレゼンテーションをするのか?ということですね。具体例:
やはり具体的な話がほしいですよね。伝わりにくいですし理解されにくいですね。結論:
まとめですね。そして、PowerPointで作り始める前に、
これらのパーツパーツを正方形のポストイットを使って、スライドタイトルか、
どのような話か記入して、ペタペタと貼っておきますね。
作成するイメージもわかりやすくなります。
そのポストイットのなかから、思いついたもの、
作りやすいものから作成し始めるといいかと思います。
そうそう。
先程の順番ですが、理由のところで、悩む方がいますので、補足しておきましょう。
これも、演出手法によって変わりますが、
現状や事実⇒解決すべき課題やテーマ⇒その解決策(を提案)
というのがスタンダートの流れではないでしょうか?
最終的に、オーディエンスの方々に、伝わる・理解してもらうが目標ですので、
スムーズに話が進められるようにされるといいかと思います。
あまり難解というか、テクニカルになりすぎますと、
その場にいたオーディエンスの方々には伝わっても・理解してもらっても、
その方が、それぞれの社に戻った場合に、発言者になるわけですから、
ストーリーの流れがスムーズにしてあげたほうが、
その先のその先まで伝播してもらいやすくなるかと思いますよ。