Excel。いちいち、入力欄を削除するのが面倒!そこで、マクロを使ってみよう02回
<マクロ記録>
前回に引き続き、マクロを使って、いちいち入力欄を削除する処理をExcelに覚えさせちゃおう。
ということで、今回はその第2回目。
準備も終わって、いよいよ。マクロの記録を行っていきましょう。
下記の表がありまして、この請求書のピンク色で塗りつぶしされているところのセルのデータを、
削除したいという処理をマクロの記録で覚えさせるわけですね。
では、A1をクリックして、開発タブのマクロの記録をクリックしましょう。
マクロの記録ダイアログボックスが表示されますので、マクロ名に、今回は【消去】と入力します。
なお、このマクロ名には、数字から始めることができませんので、ご注意のほど。
そして、OKボタンをクリックすると、いよいよ操作をすべて記録する状態になりますので、
注意して作業していきましょう。
今回は、範囲選択をして、DELキーで削除するだけですが、
範囲選択をまとめて選択するのが苦手な方は一つずつ、
選択をしてDELキーで削除を繰り返してもかまいません。
ここでこのシートで処理をするということで、OKボタンをクリックしたあと、
一度シート名をクリックしてから、範囲選択をしてデータを削除しましょう。
そして、A3をクリックして、記録終了ボタンをクリックしましょう。
これで、マクロの記録が完成しました。
それでは、実際に動くのかを確認しますので、ピンク色のセルにダミーのデータを入力しましょう。
では、開発タブのマクロをクリックしましょう。
マクロダイアログボックスが表示されますので、先程作成しました、
消去を選択して実行ボタンをクリックしましょう。
あっという間に実行されて、データが削除されたのが確認できましたね。
これが、【マクロ】というものなのです。
いつも決まった作業を繰り返すなど、単調な作業などを【マクロ】に記録しておくと便利ですね。
さて、折角マクロまで登録しましたから、もうちょっと、アレンジをしたいですよね。
いちいち、マクロをクリックして、マクロダイアログボックスを表示して、
実行ボタンを押すのは面倒です。
そこで、ボタンを作成して、そのボタンをクリックすると、
この消去というマクロが動くようにしてみましょう。
開発タブの挿入をクリックして、フォームコントロールのボタンをクリックしましょう。
マウスカーソルが図形を描くときと同じ、十字のマウスカーソルに替わりますので、
四角を描きましょう。
描き終わると同時に、マクロの登録ダイアログボックスが表示されますので、
先程作りました、消去をクリックして、OKボタンをクリックしましょう。
ボタンが作成されました。あとはボタンの名前を変更しましょう。
今回はデータの消去とします。
あとは、このボタンをクリックすると、消去マクロが実行されます。
これで、さらに作業効率が改善できましたね。